今回の記事は有馬記念2022年に出走予定のエフフォーリア・ヴェラアズール・ボルドグフーシュを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
尚、この記事はパート①の続きでパ―ト②という形で紹介しています。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【有馬記念22022年】エフフォーリアを分析!
まず、エフフォーリアを分析します。
4歳牡馬で父がエピファネイア(シンボリクリスエス系)
母父がハーツクライ(サンデーサイレンス系)
今回斤量が57キロですが、57キロで皐月賞勝利しているので問題はないです。
鞍上は横山武史騎手ですが、主戦騎手で乗り慣れています。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「6-1-0-2」
●中山芝は「2-0-0-0」
皐月賞 1着
有馬記念 1着
●芝2500mは「1-0-0-0」
有馬記念 1着
●重賞成績は「4-1-0-2」
<G1>
皐月賞 1着
ダービー 2着
天皇賞秋 1着
有馬記念 1着
大阪杯 9着
宝塚記念 6着
新馬戦から4連勝で皐月賞を勝利し、ダービーはハナ差の2着でした。
そして夏は休養し、秋は休み明けで天皇賞秋に挑戦し、コントレイルやグランアレグリアを破り勝利しました。
続く有馬記念も勝利し能力の高さを証明していました。
そして年が明け今年の大阪杯に出ましたが9着と破れました。
続く前走は宝塚記念を使いましたが6着と連敗しました。
ここで参考レースとして昨年勝利した有馬記念を振り返ってみます。
スタートは10番ゲートから普通に出て、中段の位置を取りました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は16頭立ての9番手ぐらいを追走していました。
道中は中段の位置で折り合いバッチリ・手応えバッチリで追走していました。
そして残り600mぐらいで手綱が緩められ、ポジションを上げ始め最終コーナーを回ってきました。
直線に入ると、上り最速の脚を使い突き抜けて勝利をあげました。
このレースでエフフォーリアはクロノジェネシスとほぼ同じ位置で競馬していました。
手応えもだいたい同じ感じで追走していました。
そして、最終コーナーを回るところで、クロノは馬群の中で仕掛け馬ワンテンポ遅れていました。
ただその後の大阪杯や宝塚記念の道中の走りをみると、最後の反応が全然良くなくて負けています。
これは私の憶測ですが、精神面ではなくて仕上げの問題と思いました。
そして今回1週前追い切りをみましあが、第一印象が「昔の方が素軽かった」でした。
そのあとにフォトパドックを見ましたが、やはり少し太く見えました。
よって、今回は全盛期の調子を取り戻すための途中の過程とみました。
なので本命候補にはあげれませんでした。
【有馬記念22022年】ヴェラアズールを分析!
次は、ヴェラアズールを分析します。
5歳牡馬で父がエイシンフラッシュ(キングマンボ系)
母父がクロフネ(ヴァイスリージェント系)
今回の斤量は57キロですが、57キロでJCを勝っているので問題なしです。
鞍上は松山弘平騎手ですが、2走前に騎乗していて今回が2回目の騎乗です。
生産者は社台CO白老さんでドリームジャーニ―やオルフェーブルなどG1馬は10頭以上育成してる大手さんです。
●戦歴は「6-4-5-7」
芝限定「4-0-2-0」
●中山芝は「0-0-1-0」
3勝クラス 3着
●芝2500mは「0-0-1-0」
3勝クラス 3着
●重賞成績は「2-0-0-0」
京都大賞典 1着
JC 1着
デビューから16戦全てダートを使っていて2勝クラスを勝てない状態でした。
そして昨年3月に阪神芝2600m戦の2勝クラスで芝デビューして、見事に勝利しました。
そこからは芝レースを使い、3勝クラスで③③着したあと、3戦目で勝利してオープン入りしました・
オープン入りした後は、いきなり京都大賞典を使いましたが、上り最速の33.2秒という鬼脚で完勝しました。
そして前走はJCに挑戦して、このレースも上り最速タイの脚で勝利しました。
ここで参考レースとしてジャパンカップを振り返ってみます。
ちなみに鞍上はムーア騎手でした。
スタートは6番ゲートから普通に出て、後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は18頭立ての10番手ぐらいを追走していました。
道中は凄い手応えで後方からマイ―ペースで中段に上がっていました。
そして良い手応えのまま最終コーナーを回ってきました。
直線に入ると、前が壁で進路を探していて、まともに追えたのが残り200m手前からでした。
しかしそこから凄い切れ味で一瞬に加速して勝利しました。
このレースをみると、強いの一言です。
最後の200mからの脚を見るだけで強いと思います。
道中も手応えバッチリで追走できていて、スピードも十分ある走りでした。
京都大賞典では阪神の稍重の馬場で最後はとんでもない脚を使っていました。
しかし、心配な点が2つあります。
1つ目は、後ろから行く脚質で中山の短い直線が心配です。
これは前走のように中段からの競馬で最後まくれば、スタミナがあるので大丈夫とみました。
2つ目は、今回のフォトパドックをみると、肋骨が浮き上がり過ぎで細くなっていたことです。
これは最終追い切りの動きを見て判断したいと思います。
よって、今波に乗っている馬なので本命候補にあげておきます。
【有馬記念22022年】ボルドグフーシュを分析!
最後に、ボルドグフーシュを分析します。
3歳牡馬で父がスクリーンヒーロー(グラスワンダー系)
母父がレイマン(ヘイロー系)
今回の斤量は55キロですが、菊花賞を57キロで2着してるので問題なしです。
鞍上は福永祐一騎手ですが、今回初騎乗です。
福永騎手は有馬記念を勝利してないので、最後に勝ってもらいたいですね。
生産者は社台ファームです。
●戦歴は「3-1-3-2」
●中山芝は初
●芝2500mは初
菊花賞2着なので問題はないと思います
●重賞成績は「0-1-2-0」
菊花賞 2着
京都新聞杯 3着
神戸新聞杯 3着
新馬戦で6着したあと未勝利戦を1着、そして1勝クラスが⑦③①着と3戦目でクリアしました。
そして京都新聞杯で3着したあと、2勝クラスをキッチリと勝利しました。
そこから休養に入り、休み明けの神戸新聞杯で3着し、菊花賞で2着と好走しました。
この馬も末脚が切れる馬で、1戦を抜かして全て上りが2番目に早い脚を使っています。
ここで参考レースとして菊花賞2着を振り返ってみます。
スタートは4番ゲートから普通に出て後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は18頭立ての12番手ぐらいを追走していました。
道中は中段後ろでジッとしていて、残り1200mで少しづつポジションを上げ始めました
そして最終コーナーを追われながら回ってきました。
直線に入ると、だいぶ前にいたアスクビクターモアに猛追しましたが、ハナ差届かずの2着でした。
このレースをみると、かなり長い距離を気合いを付けられて走っていました。
残り1200mから手綱を緩められてポジションを上げ始めましたが、レースじたいのペースも上がっていたので、長く足を使っていたということになります。
それでいて、最後はハナ差まで詰め寄る末脚を使っていました。
そして、末脚も切れる馬なので能力はかなり高いと思いました。
ただ2200mで勝ちきれていないことからもわかる通り、スピードがまだ足りないイメージです。
よって今回も後ろからまくって行って、短い直線でどこまで届くかの競馬だと思います。
ハマれば馬券圏内はありそうですが、勝ちきるとこまではいかないと思うので本命候補にはあげられません。
天皇賞春が面白そうな気がします
【有馬記念2022年】エフフォーリア・ヴェラアズール・ボルドグフーシュを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると
本命候補にあげたのは
ヴェラアズールの1頭のみでした。
エフフォーリアは仕上がり途上とみて、ボルドグルーシュはまだスピードが足りないとみました。
ヴェラアズールは最終追い切りと調教後の馬体重をしっかりと見た方がいいとうい感じです。