エプソムカップ2022年が6月12日(日)に東京競馬場で行われます。
今回の記事は、エプソムカップに出走する
ジャスティンカフェ
ダーリントンホール
タイムトゥヘヴン
ザダル
シャドウディーヴァ
ノースブリッジ
の追い切り診断をしていきます。
良かったら競馬予想の参考にしてください。
【エプソムカップ2022年】ジャスティンカフェの追い切り診断!
まず、ジャスティンカフェを診断します。
栗東CWコースの良馬場で3頭併せで追い切られました。鞍上には調教師さんが乗り終始馬なり調教でした。
調教時計は
6F 87.7
3F 39.3
1F 12.3
併せた相手は3歳未勝利の馬でしたが、馬なりの相手に対して2馬身ぐらいの遅れでした。今回の調教は折り合い重視がメインの内容の感じでした。
3頭併せの最内で追いかける形でコーナーを回ってきました。コーナーでは相手に追いつきそうになると、鞍上が手綱をだいぶ引っ張って追走するという形でした。
そして直線でも追いつこうとする馬に対して、手綱を引っ張ってい折り合いを教え込んでいました。
先週の金曜日に速い時計を出しているので身体はデキてそうですが、今回は距離が延びるということで折り合いに特化してました。
馬はそれに応えていましたが、完璧な折り合いではない感じです。この調教がレースでどちらに転ぶかが楽しみです。
評価はBとしておきます。
【エプソムカップ2022年】ダーリントンホールの追い切り診断!
次は、ダーリントンホールを診断します。
美浦Wコースの稍重で3頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの内容でした。
調教時計は
5F 68.3
3F 38.5
1F 11.5
併せた相手は古馬1勝クラスの馬でしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。3頭併せの真ん中で凄くゆったりとコーナーを回ってきました。
直線に入ると、鞍上はガッツリと手綱を抑えていましたが、馬は前にいる馬に追いつこうとする気合いを見せていました。
脚サバキにも力強さがありスピード感もあって良い走りだったと思います。
ガムシャラに走るのではなく、鞍上の指示に従いつつほんのりと気合いのりも見せていて良い内容だったと思います。
最近の調子の良さを維持している良い動きだと感じました。
評価はAです。
【エプソムカップ2022年】タイムトゥヘヴンの追い切り診断!
次は、タイムトゥヘヴンを診断します。
美浦Wコースの稍重の馬場で単走で追い切られました。鞍上には調教師さんが乗り終始馬なりの追い切りでした。
調教時計は
6F 85.3
3F 39.6
1F 12.5
単走でゆったりですが素軽いフットワークと脚サバキでコーナーを回ってきました。
直線でスムーズ手前を変えると、鞍上の手はグッと手綱を抑えたままでしたが、馬はしっかりと折り合っていて軽めの走りで駆け抜けていきました。
時計は速くはないですが、これは鞍上が抑えていたもので気にしなくていいと思います。
もし鞍上が追ったら、もう少し伸びやかなフォームになって加速しそうな雰囲気かな? と思いました。
ただ評価としては、強調材料がないので評価の強弱をつける意味で
B評価としておきます。
【エプソムカップ2022年】ザダルの追い切り診断!
次は、ザダルを診断します。
美浦Wコースの稍重の馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には嶋田騎手が乗り終始馬なりの調教内容でした。
調教時計は
5F 69.1
3F 36.6
1F 11.2
併せた相手は古馬1勝クラスの馬でしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。
2頭併せの内側で相手を追いかける形で、凄く足さばきがキビキビした走りでコーナーを回ってきました。
身体の伸びとかは相手のかげでみえませんでしたが、気合いのりが凄くて迫力がある走りにみえました。
そして最後までしっかりと走っていて、ゴール版を過ぎても気を抜くことなく良い感じに走っていました。
今回、動きも気合いの面も良い状態でレースに出れる感じがしました。
評価はAです。
エプソムカップ2022年】シャドウディーヴァの追い切り診断!
次は、シャドウディーヴァを診断します。
美浦坂路コースの稍重の馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの内容でした。
調教時計は
800m 53.1
400m 25.3
200m 12.3
併せた相手は3歳未勝利の馬でしたが、一杯に追われた相手に対して最後は併入でした。回転が速くキビキビした脚の使い方でスピード感たっぷりでコーナーを回ってきました。
少し重心が高い走りですが、坂路を一直線にブレなく走っていて身体の芯はしっかりと出来上がっていそうな感じでした。
併せた相手は3歳未勝利で格下でしたが、相手に併せて走っていて折り合いもバッチリついていました。
前走のヴィクトリアマイルから中3週ですが、疲れはないとみて良いと思いました。
評価はAです。
【エプソムカップ2022年】ノースブリッジの追い切り診断!
最後は、ノースブリッジを診断します。
美浦Wコースの稍重の馬場で3頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの内容でした。
調教時計は
5F 68.2
3F 37.6
1F 11.3
併せた相手は古馬1勝クラスの馬でしたが、一杯に追われた相手に対して最後は併入でした。
3頭併せの最内で折り合い重視の調教で、鞍上が少し手綱をおさえながらコーナーを回ってきました。
この馬は少し折り合いが難しいところがあるのですが、調教をみると完璧ではないですが合格点を上げられる折り合いだったと思います。
そして前脚の使い方にも力強さがあって良かったです。ただ後ろ足の使い方を見ると、少しコジンマリとした感じがしました。
もう少し大きく伸びのある後ろ足の使い方だったら、グイっと前にススム力が強くなる感じもしました。
よって、評価はBとしておきます。
【エプソムカップ2022年】ジャスティンカフェ・ダーリントンホール・タイムトゥヘヴン・ザダル・シャドウディーヴァ・ノースブリッジの追い切り診断!【まとめ】
調教の評価をまとめるとコチラです。
今回はA評価が3頭でした。
その3頭のうち2頭がザダルとシャドウディーバでしたが、今回斤量が重いので評価を落としていた馬達でした。
今回のエプソムカップは出走頭数が少ないので馬券的には絞らないといけません。
よって、この動きの良い2頭の取捨に悩んじゃいますね。
今回の追い切りで一番のオススメの馬を上げると、
それは
ザダル です。
ザダルは1週前にレーン騎手がのり調教をしていましたが、1週前もかなり良い動きでした。
そして今回も最後まで気合いがのっていて凄く良い反応の動きだったと思います。
今回斤量が58キロで人気が落ちそうなので逆に面白いかもしれませんね。
鞍上は怖いレーン騎手ですし!