5月29日(日)に東京競馬場の2400mで2022年の日本ダービーが行われます。
今回の記事は、日本ダービーに出走する
イクイノックス
ダノンベルーガ
ドウデュース
ジオグリフ
オニャンコポン
キラーアビリティ
の
をしていきます。
良かったら競馬予想の参考にしてください。
イクイノックスの1週前追い切り診断【日本ダービー2022年】
まず、イクイノックスを診断していきます。
美浦Wコースの良馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上にはルメール騎手が乗り終始馬なりの追い切りでした。
調教時計は
7F 99.2
3F 38.2
1F 12.0
併せた相手は古馬2勝クラスの馬でしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。相手の内側で追いかける形でゆったりですが、凄く素軽いフットワークでコーナーを回ってきました。
直線に入ると、大きく脚を使って伸びのあるフォームで一歩一歩に力強さがありました。
いかにも東京コースで切れそうな末脚タイプだと思いました。折り合いもバッチリで気張ることなく走っていました。最後はスッと相手に追いつく反応の良さもあり、余力も十分でした。
皐月賞を使って体調は上向きだと感じます。
評価はAです。
ダノンベルーガの1週前追い切り診断【日本ダービー2022年】
次は、ダノンベルーガを診断していきます。
美浦Wコースの良馬場で単走で追い切られました。鞍上には川田将雅騎手が乗り最後は一杯に追われました。
調教時計は
6F 77.9
3F 35.1
1F 11.0
単走ですがキビキビとした脚サバキで元気にコーナーを回ってきました。大きく前脚を上げていて力強い脚サバキだと思いました。
そして手前をスムーズに変えると、脚の回転が早くなりスピードが上り加速を始めました。
そして鞍上が追い始めると、一気にトップスピードに変りましたが、体の軸にブレがなく安定した走りをしていました。
最後まで気を抜くことなく走っていて、余力も十分あった感じでした。単走でこれだけ早い時計を出しているので、かなり能力的にも高い馬だと感じました。
ダノンベルーガは右ともが心配な馬ですが、調教を見る限り心配はいらない感じです。
評価はAです。
ドウデュースの1週前追い切り診断【日本ダービー2022年】
次は、ドウデュースを診断していきます。
栗東CWコースの良馬場で3頭併せで追い切られました。鞍上には武豊騎手が乗り最後は一杯に追われる内容でした。
調教時計は
7F 96.6
3F 35.5
1F 11.2
併せた相手は3歳未勝利の馬でしたが、一杯に追われた相手に対して最後は1馬身ぐらいの先着でした。3頭併せの最内でゆったりと折り合いバッチリでコーナーを回ってきました。
直線に入ると、相変わらず回転の早い脚の使い方と重心の低いフォームで弾丸のようにスピードに乗っていました。
7ハロンと長目の距離で最後の時計も早いという事もあるとは思いますが、少しもたついていた感じもしました。
なので最終追い切りの仕上がりをチェックしたいと思います。
評価はBとしておきます。
ジオグリフの1週前追い切り診断【日本ダービー2022年】
次は、ジオグリフを診断していきます。
美浦Wコースの良馬場で3頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの調教内容でした。
調教時計は
7F 98.7
3F 37.9
1F 11.5
併せた相手は古馬オープン馬でしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。3頭併せの真ん中でゆっくりと折り合いバッチリでコーナーを回ってきました。
相手をゆっくりと追いかける形でしたが、動きはかなり良さそうでした。
しかし、今回は2400m戦ということで鞍上は折り合い重視にしたそうでしたが、少し気合いが入り過ぎているような感じにも見えました。
オークスのサークルオブライフは、凄い気合いの追い切りでしたが、当日はパドックでチャカチャカしていました。
やはり3歳という若さなので気負うところがない方がいいのかと勉強させられました。
よってジオグリフも少し心配なので、最終追い切りをしっかりとチェックしたいと思います。
評価はBです。
オニャンコポンの1週前追い切り診断【日本ダービー2022年】
次は、オニャンコポンを診断していきます。
美浦Wコースの良馬場で3頭併せで追い切られました。鞍上には菅原明良騎手が乗り終始馬なりの追い切り内容でした。
調教時計は
7F 80.5
3F 38.2
1F 11.6
併せた相手は3歳オープン馬でしたが、馬なりの相手に対して1馬身ぐらいの先着でした。3頭併せの最内で折り合い重視でゆったりとコーナーを回ってきました。
直線に入りスムーズに手前を変えると、鞍上の手はガッチリと抑えたままでしたが、その指示にしっかりと従っていました。
早い時計ではないのでスピード感はないのですが、一歩踏み込むとグイっと前に進んでいて体が柔らかそうな走りでした。
そして最後、鞍上の手綱が緩むと前にいた馬にあっという間に追いついていて反応の良さと気合いを感じました。そして余力十分で相手を抜いて行ってました。
仕上がりはかなり良さそうな感じでした。
評価はAです。
キラーアビリティの1週前追い切り診断【日本ダービー2022年】
最後に、キラーアビリティを診断していきます。
栗東CWコースの良馬場で単走で追い切られました。鞍上には横山武史騎手が乗り最後は一杯に追われる調教内容でした。
調教時計は
6F 83.8
3F 37.8
1F 11.7
単走でゆったりとした足取りでコーナーを回ってきました。
このコーナーを回る走りなのですが、少し重心が高いように感じ少し嫌な感じにも映りました。
そして直線に入りスムーズに手前を変えると、鞍上が仕掛けました。
そして一杯に追われましたが、なんだかモタモタ走っているように感じました。動きはそこまで悪くはないとおもいますが、最後の余力と言う意味では物足りなさがありました。
皐月賞は大敗しているので、もしかしらた精神的に弱っているのかな? とも勝手に思っちゃいました。
評価は申し訳ないですがCとしておきます。
イクイノックス・ダノンベルーガ・ドウデュース・ジオグリフ・オニャンコポン・キラーアビリティの1週前追い切り診断【日本ダービー2022年】の1週前追い切り診断【日本ダービー2022年】【まとめ】
今回の調教評価をまとめるとコチラです。
イクイノックス 評価A
ダノンベルーガ 評価A
ドウデュース 評価B
ジオグリフ 評価B
オニャンコポン 評価A
キラーアビリティ 評価C
今回はG1馬のキラーアビリティがC評価となってしまいました。あとはA,Bと分けましたが、皆さん良い動きだったと思います。
今回の追い切りで一番のおススメの馬を上げると
それは
ダノンベルーガです。
時計も早い調教で、しかも最後も余力十分でしっかりと伸びきっていました。やはり目標はダービーで、この追い切りで完全に仕上がって印象です。