今回の記事は関屋記念2022年に出走予定のウインカーネリ・アンザダル・ディヴィーナを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
尚、この記事はパート①の続きでパ―ト②という形で紹介しています。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【関屋記念22022年】ウインカーネリを分析!
まず、ウインカーネリアを分析します。
5歳牡馬で父がスクリーンヒーロー(グラスワンダー系)
母父はマイネルラヴ(シーキングザゴールド系)
●戦歴は「6-3-0-8」
●新潟芝は「1-0-0-1」
リステッド 1着
●芝1600mは「3-1-0-2」
3勝クラス 1着
リステッド 1着(2回)
●重賞成績は「0-0-0-4」
一昨年のコントレイルが勝った皐月賞で4着したあとダービーで17着と大敗しました。
そして、秋に2勝クラスに戻り⑤①着、3勝クラスで④②①着と3戦目で勝利してオープン入りしました。
この3勝クラスで勝利したレースは勝ち時計が「1:31.8秒」と早い時計で、しかも2着に2馬身半差を付けていたので評価できます。
そして今年の3月に六甲S(L)を使い6着に破れました。
続くレースは5月の谷川岳S(L)でしたが、先日中京記念を勝利したベレヌスに1馬身ちょっとの差を付けて勝利しました。
そして前走は米子S(L)を使い勝利し2連勝中とかなり成長しています。
ここで2走前の新潟マイル戦の谷川岳Sを振り返ってみます。
スタートは7番ゲートから普通に出て前目の位置を取りました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は11頭立ての2番手を追走していました。
道中はスタートダッシュが早いので楽に2番手を追走できてました。
そして手応えバッチリで逃げる馬をマークする形でした。
そして楽に最終コーナーを周り直線に入り、残り500mぐらいで気合いを付けられました。
そして残り200mで一杯に追われて、そこから突き抜けての強い勝ち方で勝利をあげました
このレースは前半がゆったりペ―スで残り800mで流れが速くなりました。そして残り600mの直線で一気にペースが早くなりました。
そして、残り200mでも失速せずに最後まで伸びていました。
結局、上りが3番目に早い33.0秒の末脚で後続馬を寄せ付けませんでした。
ちなみに前走の米子Sは、2走前と違ってそこそこ早い流れが一定続いていたレースですが、そこでも3番手から最後は余裕の抜け出しでで強い内容でした。
この2走を見ると、競馬センスがあって、スピードが十分で、最後もしっかりと伸びているので強いと思います。
あとは強い馬相手にどこまでやれるかですが、前で競馬できる強みがあるので今回は面白いと思います。
よって本命候補にあげさせていただきます。
【関屋記念22022年】ザダルを分析!
次は、ザダルを分析します。
6歳牡馬で父がトーセンラー(ディープインパクト系)
母父がレモンドリップキッド(キングマンボ系)
今回斤量が58キロと重いですが、金杯を57.5キロで勝利しているので大丈夫のような気もします。
鞍上は戸崎騎手ですが、今回が初騎乗です。
生産者は新冠橋本牧場さんですがザダルの他に2頭の重賞勝ち馬を出したことがあります。ちなみに生産者ランキングが只今29位です
●戦歴は「6-2-0-7」
●新潟芝は「1-0-0-1」
関越S(OP) 1着
●芝1600mは「2-0-0-2」
新馬戦 1着
京都金杯 1着
●重賞成績は「2-0-1-7」
エプソムC 昨年
京都金杯 今年
一昨年8月に関越S(OP・1800m)を勝利したあと、毎日王冠で5着しました。そこから約8か月休養していて、休み明けで昨年のエプソムCを使い勝利しました。
そして新潟記念を使い13着、富士Sで7着しました。
そして年が明けて今年の京都金杯を使い57.5キロの斤量で勝利しました。続くレースは4月にダービー卿を58キロ斤量で使い、10着と大敗しました。
そして前走はエプソムCを58キロの斤量で使い、6着と負けました。
ただ前2走は58キロで負けてますが、思ったほど悪い負け方ではないので悲観しなくて良いと思います。
ここで参考レースとして3走前の京都金杯を振り返ってみます。
スタートは7番ゲートから少し遅れ気味に出て後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は16頭立ての12番手ぐらいを追走していました。
道中は後方で頑張りながら追走しているイメージの走りに見えました。
そして最終コーナーもインよりで周り直線に入りました。
直線では、外に出すことなく馬群を突き抜けてきて上り最速の34.2秒の脚を使い勝利しました。
このレースでのザダルの走りを全体的に考えると、展開的に恵まれた感じがしました。
特に最終コーナーを回ってからの直線でとったコースが、外で伸びてきた馬達より有利になった印象です。
能力は確かにあるとは思いますが、一つでも噛み合わなかったら勝つことはできなかったと思うレースでした。
今回58キロの斤量で、しかも相手が強いので本命には上げられませんでした。
ただ、58キロですが能力が高いので追い切り次第では馬券には入れておきたいと思います。
【関屋記念22022年】ディヴィーナを分析!
最後に、ディヴィーナを分析します。
4歳牝馬で父がモーリス(グラスワンダー系)
母父がディープインパクト(サンデーサイレンス系)
今回斤量が54キロですが、最近は55キロを背負っていたので問題はないです。
鞍上は武騎手ですが、前走に引き続き2回目の騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「4-1-2-2」
●新潟芝は初
●芝1600mは「3-0-0-2」
1勝・2勝・3勝クラス 1着
●重賞成績は「0-0-0-1」
昨年5月に未勝利戦でデビューし勝利しました。そして1勝クラスを使い、③②③①着しました。続く2勝クラスの勝利し2連勝で、昇級しました。
そして今年2月に初の3勝クラスで6着し、3月に再度3勝クラスを使い勝利しました。
そして前走はヴィクトリアMに挑戦し、11着と破れてしまいました。
ここでそのヴィクトリアマイルで11着したレースを振り返ってみます
スタートは6番ゲートから普通に出て中段からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は18頭立ての8番手ぐらいを追走していました。
道中は少し行きたがりながら顔をフリフリする場面もある追走でした。
そして最終コーナー手前では中段の位置で落ち着いて追走していました。
最終コーナーは手応えバッチリで回ってきてい直線に入ってきました。
直線で追われ始めると、頑張って伸びてはいましたが、最後は力尽きての11着という結果でした。
2着のファインルージュにはコンマ4秒差の11着なので、逆に能力は相当あると思いました。
あとは、この気の強そうな性格でがどこで落ち着くかが問題です。今回の関屋記念はローカル重賞ですが強い牡馬も出てきます。
なので今回は様子見で、この相手でどこまでできるかを見てみるレースだと思いました。
よって、本命にはあげられませんでした。
【関屋記念22022年】ウインカーネリ・アンザダル・ディヴィーナを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると
本命候補にあげたのは
ウインカーネリアン 1頭だけでした。
ウインカーネリアンは最近かなり成長してきているし、フォトパドックも1週前追い切りもかなり良かったです。
なので今回はかなり楽しみな存在になると思いました。