今回の記事はジャパンカップ2022年に出走予定のシャフリヤール・ダノンベルーガ・ヴェラアズールを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【ジャパンカップ22022年】シャフリヤールを分析!
まず、シャフリヤールを分析します。
4歳牡馬で父がディープインパクト(サンデーサイレンス系)
母父がエッセンシャルドバイ(エーピーインディ系)
兄にアルアインがいます
鞍上はCデム―ロ騎手ですが、3戦連続騎乗中で今回が4回目の騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「4-0-2-3」
●東京芝は「1-0-2-1」
ダービー 1着
●芝2400mは「1-0-1-0」
ダービー 1着
●重賞成績は「3-0-2-3」
毎日杯 1着
ダービー 1着
ドバイシーマ 1着
2年前の新馬戦を勝利したあと共同通信杯3着、毎日杯1着、ダービー1着し休養に入りました。
そして昨年の秋に神戸新聞杯で4着したあと、JCに3歳で挑戦し3着と好走しました。
そして、今年3月にドバイシーマCに挑戦し、みごとに勝利をあげました。
続いて英国のG1プリンスオブウェールに挑戦し4着と破れました。
このレースでは今回参戦してくるグランドグローリーにアタマ差負けていました。
そして前走は天皇賞秋を使い5着と破れました。
ここでその天皇賞秋を振り返ってみます。
スタートは8番ゲートから普通に出て、中段前の位置を取りましあ。
レースは良馬場のなかハイPでパンサラッサが大逃げする展開で、道中は15頭立ての6番手ぐらいを追走していました。
道中は凄く良い手応えでジャックドールをマークする形で追走していました。
そして馬なりで最終コーナーを周り直線に入りました。
直線に入り追われると、ジリジリと伸びる感じで最後は5着が精一杯という感じでした。
このレースの最後の脚色をみると、少しバテ気味になっていたので、やはり休み明けの影響があったのかな? と思います。
これは前走の最終追い切りが良いとは言えない内容だったことでもわかります。
ただ、気になることがあります。
前走は少し気性的にイケイケの走りだった感じだったので、今回2400mになって心配が残りました。
これは最終追い切りの内容で決定したいと思います。
結論は、強い相手が少ないので本命候補にはあげておきます。
【ジャパンカップ22022年】ダノンベルーガを分析!
次に、ダノンベルーガを分析します。
3歳牡馬で父がハーツクライ(サンデーサイレンス系)
母父がティズウェイ(インリアリティ系)
今回の斤量は55キロですが、斤量的には有利です
鞍上は川田騎手ですが3戦連続で騎乗中で今回4回目の騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「2-0-1-2」
●東京芝は「2-0-1-1」
共同通信杯 1着
新馬戦 1着
●芝2400mは「0-0-0-1」
ダービー 4着
●重賞成績は「1-0-1-2」
共同通信杯 1着
天皇賞秋 3着
新馬戦と共同通信杯を連勝し、皐月賞に挑戦しましたが4着と破れました。
続くダービーも4着という結果で休養に入りました。
そして秋は初戦が天皇賞秋という挑戦で3着と健闘しました。
しかも上りがイクイノックスに次いで2位の33.8秒の鬼脚を使ってました。
ここでその天皇賞を振り返ってみます。
スタートは5番ゲートから普通に出て中段後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなかパンサラッサが大逃げのハイPで展開され、道中は15頭立ての11番手ぐらいを追走していました。
道中は鞍上が手綱を終始緩めながらの追走でした。
そしてそのままの勢いで最終コーナーを後方で回ってきて直線に入りました。
直線に入ると、すぐに追われて残り400m地点で大きくインに進路変更していきました。
結局、外目を差してきたイクイノックスの末脚に負けての3着という結果でした。
このレースではシャフリヤールと違って、道中の手応えが良かったとは言えない走りに見えました。
これは休み明けも少なからず影響したと思います。
1週前追い切りも疲れは感じられない走りで、おそらく上積みがある感じにも見える動きでした。
そしてダノンベルーガは東京コース大特意で、最後は必ず伸びてきます。
そして今年の3歳馬のレベルを考えると
天皇賞秋 イクイノックス 1着
マイルCS セリフォス 1着
スプリンターズS ウインマーベルが2着
と3歳馬のレベルが凄く高いです。
よって、ダノンベルーガも東京コースで、この相手なら十分勝ち負けできる能力はあると思います。
よって、本命候補にあげておきます。
【ジャパンカップ22022年】ヴェラアズールを分析!
最後にヴェラアズールを分析します。
5歳牡馬で父がエイシンフラッシュ(キングマンボ系)
母父がクロフネ(ヴァイスリージェント系)
今回の斤量は57キロですが、57キロで勝ったことがないです。
しかし、馬体重が500キロ以上あるので問題はないかもあしれないです。
鞍上はムーア騎手ですが、今回初騎乗です。
生産者は社台Co白老だんですがオルフェーヴルやジャスタウェイなど名馬を多数輩出しています。
●戦歴は「5-4-5-7」
●東京芝は「1-0-1-0」
3勝クラス 1着
●芝2400mは「2-0-1-0」
3勝クラス 1着
京都大賞典 1着
●重賞成績は「1-0-0-0」
京都大賞典 1着
一昨年の3月にダートでデビューし、初勝利まで5戦かかりました。
その後もダートの1勝クラスを使い④②①着、2勝クラスで⑩⑪③④⑨⑥③⑦着と負け続けていました。
そして今年3月に初めて芝の2勝クラスを使ったら、なんと勝ってしまいました。
続いて3勝クラスで③③①着と安定した成績を残していました。
そして3勝クラスを勝利したレースは2着がアルゼンチン杯を勝利したブレークアップだったので評価できます。
そして前走は初オープンで京都大賞典に挑戦し、見事に2馬身半差の圧勝でした。
ここでその京都大賞典を振り返ってみます。
スタートは10番ゲートから普通に出て後方からの競馬になりました。
レースは稍重のなかスローPで展開され、道中は14頭立ての10番手ぐらいを追走していました。
道中は凄く良い手応えで終始後方を追走する形でした。
そして最終コーナーも鞍上はガッツりと手綱を抑えて大外を回ってきました。
直線に入ると、徐々に前の馬を抜いて行って最後の坂では他の馬との脚色が全然違う走りで突き抜けてい勝利しました。
このレースの最後の末脚はかなり凄くて、稍重で上り33.2秒なので評価できると思います。
ただ、このレースは稍重の馬場で行なわれました。
この馬は最初ダートを使っていたことからわかるように、パワー型の馬だと思います。
フットワークを見てもパンパンの良馬場より雨が降った方が良さそうな感じにも思いました。
前走は強い勝ち方で、今回3人気想定となっています。
よって、もし良馬場なら少し割り引いた方が良いとも思います。
但し雨が降って時計がかかれば逆に狙い目かもしれません。
結論は、今回は本命候補にはあげないで馬券の相手候補までとしておきます。
【ジャパンカップ2022年】シャフリヤール・ダノンベルーガ・ヴェラアズールを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると、本命候補に上げたのは
シャフリヤール
ダノンべルーガ
の2頭でした。
この2頭では、ダノンベルーガの末脚に魅力を感じたので上と見ています。
あとは追い切りの動きをみてじっくり考えます。
ヴェラアズールは、今回は上の2頭にどこまでやれるかを見さだめるレースと思いました。