チャンピオンズカップ2022年が12月4日(日)に中京競馬場で行われます。
今回の記事は、チャンピオンズカップに出走する
テーオーケインズ
クラウンプライド
グロリアムンディ
ジュンライトボルト
ノットゥルノ
ハピ
の追い切り診断をしていきます。
良かったら競馬予想の参考にしてください。
【チャンピオンズカップ2022年】テーオーケインズの追い切り診断!
まず、テーオーケインズを診断します。
栗東坂路コースの重馬場で単走で追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの追い切り内容でした。
調教時計は
800m 54.3
400m 24.7
200m 12.3
鞍上がガッツリと手綱を抑えながら、ゆったりと坂路を駆け上がってきました。
大きな脚の使い方でダイナミックなフォームでした。
手綱はおさえ気味でしたが、馬には走る気があって、力強いフットワークで好印象でした。
終始馬なり調教でしたが、走りに力強さと素軽さがあって仕上がりはかなり良いと思いました。
最後も流す感じの調教でしたが、最後までしっかりと伸びていて一歩一歩がしっかりしていました。
なんの問題もなくレースに出れそうです。
評価はAです。
【チャンピオンズカップ2022年】クラウンプライドの追い切り診断!
次は、クラウンプライドを診断します。
栗東坂路コースの重馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り最後は一杯に追われました。
調教時計は
800m 51.0
400m 24.5
200m 12.7
併せた相手は2歳未勝利の馬でしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。
相手を少し追いかける形で、鞍上の手は手綱を抑えたまま坂路を駆け上がってきました。
脚サバキもフットワークも軽快で素軽い動きでした。
そして最後の方で一杯に追われましたが、あまり加速する印象がない走りでした。
しかも2歳未勝利の馬相手に手応えで見劣っていました。
全体時計は早いので問題はないのかもしれませんが、最後もう少し伸びる走りだったら良かったと思いました。
評価はBです。
【チャンピオンズカップ2022年】グロリアムンディの追い切り診断!
次は、グロリアムンディを診断します。
栗東CWコースの重馬場で単走で追い切られました。鞍上には亀田騎手さんが乗り最後は一杯に追われました。
調教時計は
6F 80.7
3F 36.8
1F 11.5
単走でゆったりとコーナーを回ってきました。
走りは脚を細かく使う走法ですが、キビキビと動かしていました。
フットワークも素軽くて、重心がしっかりとした走りで良かったです。
そして最後一杯に追われましたが、少しだけ加速した感じでした。
ここら辺の脚の使い方を見ると、脚抜きのいい中京ダートはあっていそうな気もしました。
ただ最後の伸び方を見ると、もう少しインパクトがある走りでも良かったのかな? とも思いました。
評価はBとしておきます。
【チャンピオンズカップ2022年】ジュンライトボルトの追い切り診断!
次は、ジュンライトボルトを診断します。
栗東Pコースの量馬場で単走で追い切られました。鞍上には助手さんが乗り最後は強めに追われました。
調教時計は
6F 81.7
3F 38.5
1F 11.2
単走でゆったりとコーナーを回ってきました。
直線に入り手前を変えると、そのままゆったりとした走りでしたが、軸がブレることなくしっかりと走っていました。
そして鞍上からゴーサインが出ると、加速し始めました。
最後は再度手前を変えて、大きなフットワークになり、スピード感が出ていました。
フォームにも伸びがあって力強い走り方でした。
最後までしっかりと伸びていて、馬にも気合が乗っている感じがしました。
評価はAです。
【チャンピオンズカップ2022年】ノットゥルノの追い切り診断!
次は、ノットゥルノを診断します。
栗東坂路コースの重馬場で単走で追い切られました。鞍上には武豊さんが乗り終始馬なりの調教でした。
調教時計は
800m 52.1
400m 24.1
200m 12.0
併せた相手は古馬オープンのサンライズノヴァでしたが、強めに追われた相手に対して最後は併入でした。
相手を少し追いかける形でゆったりと坂路を駆け上がってきました。
ゆったり走法ですが、脚サバキに余裕がある走りに見えました。
終始馬なり調教でしたが、相手に負けたくないという気持が出ていて良かったと思います。
ゆったり調教で最後の時計が早くて、併せたサンライズノヴァより余力十分の走りでした。
もし、追っていたら、スッと抜け出しそうな走りで、仕上がりはかなり良さそうです。
評価はAです。
【チャンピオンズカップ2022年】ハピの追い切り診断!
最後は、ハピを診断します。
栗東坂路コースの重馬場で単走で追い切られました。鞍上には横山典弘騎手が乗り終始馬なりの内容でした。
調教時計は
800m 52.9
400m 24.9
200m 12.5
坂路のインコースを単走でゆったりと駆け上がってきました。
脚サバキはキビキビしていて回転も速くて良かったです。
鞍上はずっと抑えている調教でしたが、フットワークが軽やかで調子は良さそうです。
ただ最後の伸び方を見ると、少し物足りなさを感じました。
鞍上の手は多少手綱を緩めていましたが、反応がイマイチでもう少し伸びて欲しかったと思いました。
よって、評価はBです。
【チャンピオンズカップ2022年】テーオーケインズ・クラウンプライド・グロリアムンディ・ジュンライトボルト・ノットゥルノ・ハピの追い切り診断!【まとめ】
調教の評価をまとめるとコチラです。
今回はA評価が3頭となりました。
気になるテーオーケインズは1週前で仕上がった印象で、今週は坂路で軽めでした。
しかし、動きに切れと力強さがあって、前走より良くなっている印象です。
これはやはり強い印象ですね。
さて、今回の追い切りで一番のオススメの馬を上げると
それは
ジュンライトボルト
にします。
ポリトラックで最後だけ伸ばす調教でしたが、反応の良さと伸び方と、馬に走る気があったので、全体的に良かったと思います。
今回ダート4戦目で、強い馬相手にどこまでやれるか楽しみです。
鞍上のG1初制覇も面白いかもしれませんよ!