今回の記事は安田記念2022年に出走予定のファインルージュ・セリフォス・サリオスを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【安田記念2022年】ファインルージュを分析!
まず、ファインルージュを分析します
4歳牝馬で父がキズナ(ディープインパクト系)
母父がボストンハーバー(シアトルスルー系)
今回斤量が56キロですが、55キロでG1を2着しているし、馬体も500キロあるので問題はないと思います。
鞍上は武豊騎手ですが、今回が初騎乗です。生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「3-4-1-1」
●東京芝は「1-2-0-1」
未勝利(1400m) 1着
●芝1600m「1-2-1-0」
フェアリーS(中山)1着
●重賞成績は「2-3-1-1」
フェアリーS 1着
紫苑S 1着
<G1成績>
桜花賞 2着
オークス 11着
秋華賞 2着
ヴィクトリア 2着
昨年1月にフェアリーsを勝利したあとに桜花賞に挑戦しソダシの3着に負けました。続くオークスは11着と大敗し休養に入りました。そして昨年10月に紫苑Sを使い勝利し順調に成長していました。
そして秋華賞に挑戦しましたがアカイトリノムスメに負けての2着でした。そこから休養に入り、年が明け今年2月に東京新聞杯を使いイルーシヴパンサーの2着に入りました。
そして前走のヴィトリアマイルも2着という結果でした。ここでそのヴィクトリアマイルを振り返ってみます。
スタートは11番ゲートから普通に出て、中段前からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は18頭立ての6番手を追走していました。
道中はスピード負けすることなく手応えバッチリ折り合いバッチリで追走していました。
そして馬なりのまま手応えバッチリで最終コーナーを回り直線に入りました。
直線でも凄い手応えで走っていましたが、つまずいてバランスを崩すところがありました。
そこから追い上げましたが結果は2着でした。
このレースはスタートからのスピードは十分あってペースの早い区間でも余裕で追走できてました。
そのまま凄い手応えで直線に入りましたが、直線では少し進路を探して右にいったり左にいったりとしてました。
そして躓いてバランスを崩していましたが、そこから立て直してからの末脚がハンパなかったです。
最後は左隣にいたソングラインと叩き合いになりましたが、抜いていくほどの末脚でした。
このレースぶりと東京新聞杯のレースを見る限り、ファインルージュはかなり成長していると思いました。
心配な点は、ヴィクトリアマイルからの厳しいローテーションと鞍上が乗り替わることです。しかし、まだ未定ですが、鞍上は武騎手予定なので波に乗っていて怖そうです。
体調は最終追い切りを見て判断したいと思いますが、成長して完成した今なら展開しだいでは一発あってもおかしくないと思いました。
よって、期待を込めて本命候補にあげさせていただきます。
【安田記念2022年】セリフォスを分析!
次は、セリフォスを分析します
3歳牡馬で父がダイワメジャー(サンデーサイレンス系)
母父がル・アーヴル(ブラッシンググルーム系)
今回の斤量は54キロですが、NHKマイルが57キロだったのでかなり今回は軽く感じるはずです。
鞍上は藤岡佑介騎手ですが、3走前のデイリー2歳Sで騎乗していて勝利して依頼の2回目の騎乗です。生産者は追分ファームです。
●戦歴は「3-1-0-1」
●東京芝は「0-0-0-1」
●芝1600m「3-1-0-1」
今で全てマイル戦を使っています。
●重賞成績は「2-1-0-1」
新潟2歳S 1着
デイリー杯2歳 1着
新馬戦を勝利し、新潟2歳Sを勝利しました。そして休養に入り、昨年11月にデイリー杯2歳Sを使い勝利しました。
続いて、G1朝日杯に挑戦しましたが最後ドウデュースに抜かれての1/2馬身差の2着でした。しかし、NHKマイルの覇者のダノンスコーピオンには先着しているので評価できます。
そして約5ヶ月休養し、前走のNHKマイルに挑戦し4着と負けました。
この休み明け初戦がNHKマイルというのは、安田記念を使うという考えでのローテーションだったようです。ここでそのNHKマイルを振り返ってみます。
スタートは4番ゲートから普通に出て前目の位置を取りました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は18頭立ての5番手ぐらいを追走していました。
道中はスピード負けしていませんでしたが、少しだけ行きたがっていました。
そして残り800mで落ち着いて、そこから馬なりで最終コーナーを回ってきました。
直線では内ラチ沿いを走っていき伸びていきましたが、最後は少しバテ気味で4着という結果でした。
このレースは休み明けで少しだけ気持が高ぶっていた感じがします。朝日杯の時よりは全然良かったですが、もう少し気持に余裕が出たらもっと走ると思いました。
そして何より今回は斤量が54キロなので有利です。過去10年の安田記念で3歳馬は2頭でたことがあります。
その2頭は昨年のシュネルマイスター、そして8年前のミッキーアイルです。その2頭はNHKマイルを勝利してという共通点があります。
安田記念の結果はシュネルマイスターが3着、ミッキーアイルが16着でした。
ただ、ミッキーアイルはローテ―ションがかなりきつかったので疲れが出たのかもしれません。
そして11年前には3歳でNHKマイル3着だったリアルインパクトが安田記念を勝利しています。
叩かれた今回は精神的にも落ち着いていると思うし、1週前追い切りを見る限り凄く良い動きでした。
ただ、鞍上が川田騎手でも福永騎手でもなく藤岡佑介騎手とうことで、少し言い方は悪いですがスキルが2人には落ちるとみているので本命には推せませんでした。
頑張って相手候補までとしておきます。
【安田記念2022年】サリオスを分析!
最後に、サリオスを分析します
5歳牡馬で父がハーツクライ(サンデーサイレンス系)
母父がロミタス(ニジンスキー系)
父がディープですが姉に有馬記念2着で穴をあけたサラキアがいます。今回の斤量は58キロですが、昨年の安田記念を58キロで走って問題はなかったです。
鞍上はレーン騎手ですが、2走前の香港マイルで騎乗して3着していらいの5回目の騎乗です。
●戦歴は「4-2-1-5」
●東京芝は「3-1-0-1」
新馬戦 1着
毎日王冠 1着
サウジRC 1着
●芝1600m「3-0-1-3」
新馬戦 1着
サウジRC 1着
朝日杯 1着
●重賞成績は「3-2-1-5」
サウジRC 1着
朝日杯 1着
毎日王冠 1着
<G1成績>
朝日杯 1着
ダービー2着
皐月賞 2着
香港マイル3着
大阪杯 5着
マイルCS 5・6着
安田記念 8着
コントレイルと同世代で皐月賞、ダービーは2着でした。そして3歳の秋はマイルCSを使い5着、そして年明けの4歳で大阪杯ではレイパパレの5着でした。
続く昨年の安田記念は8着と破れました。そして秋にマイルCSに挑戦し6着とやぶれましたが、続く香港マイルでは3着と好走しました。
そして前走は初のスプリント戦が高松宮記念という挑戦でしたが15着と大負けしました。ここで参考レースとして昨年の安田記念を振り返ってみます。
スタートは1番ゲートから普通に出て中段からの競馬になりました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は14頭立ての9番手ぐらいを追走していました。
道中は手応えバッチリですがインコースで前に馬がいたといこともあり、少し後方に下げながらの追走でした。
そして少し気合をつけられながら最終コーナーを回ってきました。
直線に入り追われ始めると、残り300mぐらいで前が壁になり、ブレーキをかける場面がありました。
よって、最後は8着と負けてしまいました。
このレースは、道中は手応えバッチリでしたが残り700mぐらいでポジションを上げたいのに反応が鈍かった感じです。そして最終コーナーも気合いをつけられながらの追走でした。
超一流のマイラーはここら辺のスピードが桁違いです。そして、最後はブレーキをかけたのですが、再び走り出したら隣の馬に競り勝っていました。
ここら辺の根性は評価できると思います。
ただ、超一流馬の競馬センスと比べると割引が必要かなと思いました。
あとは、鞍上がレーン騎手に変わるのと、ハーツの成長力でどこまで行けるかが楽しみです。
結論としては
超一流馬マイラーとしては見れないので本命候補にはできませんでした。
【安田記念2022年】ファインルージュ・セリフォス・サリオスを分析!を分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると
本命候補にあげたのはファインルージュの一頭だけでした。
ファインルージュはソダシには完敗続きですが、実はかなり成長していきているとみています。今回は武さんに乗り代わりなので新しいファインルージュを引き出してくれるかもしれません。
楽しみです。