今回の記事はマイラーズカップ2022年に出走予定のカラテ・ホウオウアマゾン・エアロロノアを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【マイラーズカップ2022年】カラテアを分析!
まず、カラテを分析します。
6歳牡馬で父がトゥザグローリー(キンカメ系)
母父がフレンチデピュティ(ヴァイスリージェント系)
前走の馬体重が534キロですが、昨年の夏ぐらいからだいたいこれぐらいの馬体重で安定しています。
鞍上は菅原明良騎手ですが、昨年の1月から連続騎乗中で乗り慣れています。生産者は中地さんですが、カラテ以外に重賞勝ち馬は2頭だしています。ちなみに生産者ランキングが只今40位です。
●戦歴は「6-2-1-20」
●阪神芝は今回が初めてです。
●芝1600mは「5-1-1-4」で
純粋なマイラーという感じです。
●重賞成績は「1-2-1-3」で
昨年の東京新聞杯を勝利しています。
一昨年の12月に2勝クラスを勝利し、続く1月に3勝クラスを連勝しました。そして昨年の東京新聞杯に挑戦して、いきなり勝利しました。
続く安田記念は13着と大敗しましたが、おそらく仕上げの問題と相手が強かったイメージの大敗だと思います。続く関屋記念ではしっかりと2着を確保しました。
続く昨年9月の京成杯AHでは5着に破れました。これは安田記念・関屋記念で馬体が減っていたので、疲れと仕上げの関係での負けなのかなと思います。
そして4か月間隔を空けて今年の1月にニューイヤーSを使い見事に復活の勝利をあげました。そして2月に東京新聞杯を使い3着に滑り込みました。
そして前走は1800m戦の中山記念を使いましたが、なんとか2着を確保して実力があることを示していました。
ちなみに中山記念の勝ち馬はドバイで勝ったパンサラッサなので相手が強かったという2着だった感じです。
ここで参考レースとして、2走前の東京新聞杯で3着したレースを振り返ってみます。
スタートは5番ゲートから普通に出て、促されながら中段の位置を取りました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は15頭立ての10番手を追走していました。
道中は少し手綱を緩められながらの追走でしが、マイペースで追走できていました。
そして残り600mでは手応えバッチリでしたが、進路を探しながら最終コーナーを回ってきました。
そして直線では残り400mぐらいから進路ができて一杯に追われ始めました。
そして最後は良く伸びましたが、勝った馬の瞬発力が優っていて2着が精一杯でした。
このレースはスタートからの行き脚がつかづに追走に苦労している感じがしました。そして位置取りが後からの競馬になっていました。
昨年の東京新聞杯は5番手ぐらいからの競馬で最後抜け出していたので、少し今年の行き脚の鈍さが気になりました。これは前走の中山記念を見ましたが同じことが言えます。
中山記念は1800m戦で折り合いに気を遣っていたということもありそうですが、
今回はマイルに短くなるし、先週の阪神は早い時計が出ていたのでついて行けるかが心配になりました。あとは厩舎が変わったので仕上げの面も心配です。
これは最終追い切りを見て決めたいですが、現時点では本命候補にはあげられません。
最終追い切りの動きが悪かったら馬券的には消してもいいとも思っています。
【マイラーズカップ2022年】ホウオウアマゾンを分析!
次はホウオウアマゾンを分析します。
4歳牡馬で父がキングカメハメハ(キングマンボ系)
母父がアグネスタキオン(サンデーサイレンス系)
前走の馬体重が510キロですが、マイルCSで5着したときと同じなので、これぐらいがいいかもしれません。ただもう少し成長しそうなので増やして来たら調子が良いという判断もできると思います。
鞍上は坂井瑠星騎手ですが、只今4戦連続で騎乗中で乗り慣れていますね。生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「3-3-1-4」
●阪神芝は「2-3-1-2」
未勝利戦
アーリントンC(G3
を勝利しています。
●芝1600mは「3-2-0-4」
未勝利
アーリントンC
オープンレース(中京)
を勝利しています。
ちなみにマイル戦の着外4戦のうち3戦はG1戦でした。
●重賞成績は「1-2-1-4」
阪神C(1400m)を勝利しています。
昨年の4月にアーリントンCを勝利したあと、NHKマイルに挑戦しましたが9着に負けました。
NHKマイルは馬体がマイナス10キロと減っていたので、東京への輸送の影響があったのかもしれない負けだと思います。
そこから休養に入り、昨年の10月にスワンSで復帰し3着と好走しました。このレースでは減っていた馬体を戻し、しかも成長分を加えて馬体重が+22キロに増えていました。
そしてマイルCSに挑戦しましたが相手が強すぎの5着が精一杯でした。そして12月に阪神カップを使いグレナディアガーズの2着に入りました。そして前走は東京新聞杯を使い12着と負けてしましました。
ここでその東京新聞杯を振り返って12着の大敗原因を考えてみたいと思います。
スタートは13番ゲートから普通に出て前目の位置を取りました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は15頭立ての5番手を追走していました。
道中は前目の外を手応えバッチリで追走していました。
そして最終コーナーも手応えバッチリで回ってきていて直線勝負に入りました。
直線に入り追われ始めましたが、思った以上に伸びずに残り400mを切ったあたりで他の馬に前をカットされて後方に下げる形で大敗しました。
このレースの印象は、私の勝手な憶測なのですが道中の追走が安定していなかったイメージが湧きました。
中京では勝っているので左回りではなくて、東京コースに問題があるのかもしれません。たしかサートゥルナーリアも東京だと走らなかったと思いますが、同じなのかな? とも思いました。
あと能力的なことを考えると先行抜け出しの安定力は相当高いレベルだと思います。
スローの瞬発力勝負になったら何かに足元を救われる場面があると思いますが、阪神に戻る今回はかなり有力だと思います。
よって軸馬としての本命馬候補としてあげておきます。
【マイラーズカップ2022年】エアロロノアを分析!
最後に、エアロロノアを分析します。
5歳牡馬で父がキングカメハメハ(キングマンボ系)
母父がロックオブジブラルタル(デインヒル系)
前回の馬体重が500キロですが、これぐらいが理想だと思います。今回のフォトパドックを見ましたが、金杯の時より馬体に張りが出て毛ヅヤもピカピカでした。
鞍上は幸騎手ですが前回に引き続き2回目の騎乗です。
生産者は社台ファームです。
●戦歴は「6-1-4-5」
●阪神芝は「4-1-1-2」
1勝クラス
3勝クラス
リステッド競争 2勝
の勝利があり、阪神大得意です。
●芝1600mは「4-0-1-4」
3勝が阪神コースなので阪神マイルがピッタリの馬です
●重賞成績は「0-0-0-2」
昨年のマイラーズC 5着
今年の京都金杯 6着
と、重賞ではあと一歩というイメージです。
昨年のマイラーズCは①人気に推されましたが5着と敗れました。そのあとは半年間休養していました。
そして昨年10月にリステッド競争のポートアイランドSで7着、カシオペアSで5着と負けました。そして12月のリゲルSを使い勝利しました。
そして年明が明け今年の1月に京都金杯に挑戦しましたが6着に敗れました。このレースは前が止まらない競馬と少し馬場が合わないような印象での6着だったと思いました。
そして前走は大特意の阪神マイル戦のリステッド競争六甲Sを使い見事に勝利しました。
ここでその六甲Sを振り返ってみます。
スタートは12番ゲートから普通にでて、中段からの競馬になりました。
レースは晴れの稍重のなか平均Pで展開され、道中は18頭立ての10番手ぐらいを追走していました。
道中は中団外目で折り合いバッチリ手応えバッチリで追走していました。
そして最終コーナー手前でも手応えバッチリで少しづつポジションを上げ始めて最終コーナーを回ってきました。
そして直線に入りましたが、ここでも凄い手応えで馬なりであがってきました。
そして残り400m切ったあたりで追われ始め、そのまま突き抜けて危なげなく勝利しました。
このレースは道中の手応えが凄い良くて、馬場の外目をマイペースで追走できていました。そして結局最後の直線まで凄い手応えのまま走っていました。
ただ最後は2着のファルコニアに少し差を詰められていました。これは抜け出すのが早かったので、最後は少し遊んだような気がします。おそらくもう一度同じメンバーで走っても勝てるような気がします。
なのでこの走りを見ると今が完成期に入って、重賞でも通用する能力は十分あると感じました。
昨年のマイラーズCは5着でしたが、展開のアヤもあるので能力負けではない印象でした。もし瞬発力勝負になって展開が向けばホウオウアマゾンに勝てる能力はあるとみています。
よって本命候補にあげておきます。
【マイラーズカップ2022年】カラテ・ホウオウアマゾン・エアロロノアを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると、本命候補にあげたのが
ホウオウアマゾン
エアロロノア
の2頭でした。
ホウオウアマゾンは先行力があるので軸に最適ですエアロロノアは展開が向けば一発ありそうです
そしてカラテなのですが、ちょっとスタートからの行き脚が鈍くなりつつあるので、今回人気になるなら馬券の相手候補まで落としたいと思います。