今回の記事は、5月1日(日)に阪神競馬場の3200mで行われる天皇賞春に出走予定の馬達の中から穴馬を探して分析しました。
本命馬と違って馬券圏内に来て馬券的に魅力的な馬を探しました。良かったら予想の参考にして下さいね。
【競馬予想無料公開】天皇賞春の穴馬予想
この記事の内容を簡単に説明すると、単勝予想オッズ⑦人気以下の馬の中から馬券に絡みそうな穴馬を探すという内容です。
そして、今回は大荒れしてもおかしくないと思っているので、3連系の3着候補として馬券的に美味しそうな馬を見つけました。
今回穴馬を探すにあたりポイントにしたのが一つあります。
そのポイントは
「阪神の3000m以上で好走経験のある馬」
です。
今年の天皇賞春も昨年に引き続き阪神3200mという特殊なコースで行なわれます。このコースは1週目は外回りコースを走り、2週目は内回りコースを走るという特殊なコースです。
天皇賞春は通常、京都競馬場で行なわれていて、最後の直線には坂はありませんでした。
何が言いたいかというと、
最後の坂があることで京都コースより余計にスタミナとパワーをもっているステイヤーが勝利するイメージが強いということです。
よって既に阪神3000m以上で好走経験のある馬を狙ってみたいと考えました。
ここでネット競馬さんの予想オッズを見てみます。
この中の⑦人気以下の馬の中で今回穴馬に上げたのは1頭です。それでは、その穴馬を発表します。
それは
14人気想定 ユーキャンスマイル です。
それでは、ユーキャンスマイルの簡単なデータを見ながら抜擢理由を説明していきます。
7歳牡馬で父がキングカメハメハ(キングマンボ系)
母父がダンスインザダーク(サンデーサイレンス系)
すでに7歳馬と高齢ですが、過去10年の天皇賞春のデータを見ると、カレンミロティックが7歳で3着、8歳で2着していて、あとパフォーマプロミスが7歳で3着しているので、不可能ではないと思います。
今回の斤量の58キロですが、以前に春天や秋天で58キロで4着の経験があるし、背負いなれているので問題はないと思います。
鞍上は藤岡佑介騎手ですが、7戦連続騎乗中でおじちゃんになったユーキャンスマイルの特徴を掴んでいるので頼もしいパートナーだと思います。
そして厩舎は友道厩舎で、春天はアドマイヤジュピタとワールドプレミアで勝っています。あと、阪神大賞典も3勝しているので長距離も大丈夫な名トレーナーです。
生産者はノーザンファーム様なので問題なしです。
●戦歴は「6-4-1-15」
●阪神芝は「1-2-0-3」
阪神大賞典 ①②着
●芝3000m以上は「2-2-1-4」
阪神大賞典 1着と2着
ダイヤモンドS 1着
万葉S 2着
菊花賞3着
●重賞成績は「3-4-1-12」
阪神大賞典 1着
ダイヤモンドS 1着
新潟記念 1着
ちなみにG1成績は「0-0-1-10」
菊花賞3着 と寂しい成績でが、
天皇賞春に限ると⑤④⑦着と長距離得意の成績です。
気になる阪神大賞典の成績なのですが、一昨年が1着、昨年が重馬場でディープボンドに大負けの2着、そして今年は5着という成績です。
次は気になる年齢が既に7歳ということですが、昨年秋からの成績を見てみます。
昨年10月の天皇賞秋では9着と負け、続くJCに挑戦しましたが12着と大敗しました。
そして、年末の有馬記念を使いましたが9着という成績でした。ま~、もともと有馬記念は走らないので気にしなくて良いと思います。そして休養に入り、今年の阪神大賞典を使い5着という成績でした。
前走の阪神大賞典のフォトパドックと今回のを見比べましたが、明らかに今回の方が馬体に張りが出ていて毛ヅヤも良くなっていました。
これを裏付けるのが調教内容でした。阪神大賞典は最終追い切りはポリトラックで単走で軽めにやっていました。阪神大賞典の1週前追い切りも動きは悪かったです。
明らかに今回の天皇賞春を目標にした内容だったと思います。
その仕上がり途上という視点で前走の阪神大賞典を振り返ってみます。
スタートは8番ゲートから普通に出て、中段後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は13頭立ての8番手を追走していました。
道中はディープボンドの後ろで折り合いバッチリで追走していました。
そして残り800mぐらいでは手応えの違いで一旦ディープボンドを抜かしていました。
そして残り600mぐらい少しづつ気合いをつけられながら追走していました。
しかしディープボンドは最終コーナーを大外で一杯に追われていましたが、ユーキャンスマイルはインコースで前に馬がいたので仕掛けられませんでした。
そして直線に入り進路を外目に出してから一杯に追われ始めました。
直線では良く伸びてはいましたが、後ろからマカオンドールに抜かされ、スローの展開で前が止まらなかったので5着が精一杯でした。
このレースを見ると、やはり折り合いには問題なしで、そして最後もバテないスタミナがあることがわかりました。そして何より叩き台の仕上げでこの走りっぷりです。
最後はマカオンドールに抜かされて1馬身半差をつけられましたが、マカオンドールはこの時斤量が55キロで、ユーキャンスマイルは56キロでした。今回の天皇賞はマカオンドールが3キロ増で今まで57キロも背負ったことがない状態です。
それに対し、ユーキャンは58キロは何度も経験しているし、G1で4着の実績もあります。
そして展開を考えると、外枠からタイトルホルダーが前に行って多少は流れる展開になると思うのでスローにはならないと思います。よって、最後の急坂で前がとまる展開が待っているかもしれません。
この時に浮上するのが後ろにいるマカオンドールとユーキャンスマイルと考えました。この2頭は3着争いは面白いと思っています。
よって、今回ポイントに上げた
「阪神の3000m以上で好走経験のある馬」
を考えると
阪神大賞典で一昨年勝ったこともあるし、昨年は重馬場で2着しているし、今年は叩き台の仕上げで5着だったことを考えると
人気をだいぶ落としているユーキャンスマイルの3着狙いは面白いと思い穴馬に抜擢させていただきました。
【競馬予想無料公開】天皇賞春の穴馬予想!【まとめ】
今回穴馬に抜擢したユーキャンスマイルは、そろそろ引退も近いと思うので頑張ってもらいたいです。
あと、さっきフト思ったのですが、天皇賞ということで名前を見ると
テーオーロイヤル
の名前がしっくりくることに今頃気づきました。