今回の記事は、5月15日(日)に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイルに出走予定の馬達の中から穴馬を探して分析しました。
本命馬と違って馬券圏内に来て馬券的に魅力的な馬を探しました。良かったら予想の参考にして下さいね。
【競馬予想無料公開】ヴィクトリアマイルの穴馬予想
この記事を簡単に説明すると、ネッ競馬さんの単勝予想オッズの⑦人気以下の馬の中から馬券に絡みそう馬を探すというものです。
まず、ネット競馬さんの単勝予想オッズを見てみます。
この⑦人気の馬達から今回は1頭を選びました。そして、今回穴馬を探すにあたりポイントにしたことが一つあります。
それは、
「後ろから差してくる馬」です。
出走メンバーを見ると、人気どころで前に行きたい馬が結構いますね。
よって、直線の長い東京なので勝ちにいくのではなく、後方一気で来そうな人気薄の馬を狙ってみました。ここでその穴馬を発表します。
その馬は・・・
12番人気想定
ミスニューヨークです!
それでは、ミスニューヨークの簡単なデータを見ながら理由を説明していきます。
5歳牝馬で父がキングズベスト(キングマンボ系)
母父がマンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)
父ちゃんがキングズベストですが、キングズベスト産駒にはショウナンバルディやトーラスジェミニが有名です。トーラスジェミニの母父もマンハッタンカフェなので似ている血統構成です。
トーラスジェミニは1600m~2000mで活躍しているので、ミスニューヨークもマイルは守備範囲内と思います。
前走の馬体重が462キロでしたが、今回の調教後の馬体重が468キロなのでレース当日も462キロぐらいで出れると思うのでベストコンディションだと思います。
鞍上はデムさんですが、デムさんは3走前から騎乗するようになりました。その前は今年8年目の加藤祥太騎手が騎乗していました。
そして重賞で馬券に絡めるようになってきています。これは馬が成長したこともあると思いますが、やはり騎乗経験豊富なデムさんに変わったのも影響していると思います。
生産者は高昭牧場さんですが、オーナーブリーダーで馬主でもあります。そして今まで重賞勝ち馬はミスニューヨーク以外には21年前に一頭出したことがあります。
●戦歴は「5-1-4-8」
●東京芝は「0-0-0-1」
府中牝馬S 12着
●芝1600mは「1-0-0-1」
ターコイズS(G3・中山) 1着
●重賞成績は「1-0-1-7」
ターコイズS(G3・中山) 1着
中山牝馬S (G3・中山) 3着
2年前のデアリングタクトが勝った秋華賞では5着、その後のエリザベス杯がラッキーライラックの10着という成績でした。そのあとは自己条件に戻り3勝クラスを②①着し順調にオープン入りしました。
そしてオープン入りしてからは重賞レースを使っていましたが、あまり良くない結果が続いていました。そして昨年8月の小倉日経オープンで3着したあと、1か月半間隔を空けて10月の府中牝馬Sに出走しました。
そしてこのレースは残り600m手前で前に馬がいたのでブレーキをかける場面がありました。そして、直線勝負になりましたが残り200mでデムさんは前に馬がいたせいもありますが追うのを止めてました。
これは調教の動きからして、叩きの一戦だという感じのレースだったと思いますので12着は力負けでなないと感じました。
そして次のレースはG3ターコイズS(中山1600m)を使い、最後に凄い末脚を使いゴボウ抜きで勝利しました。そして前走は中山1800m戦の中山牝馬Sを使い3着と惜しい結果でした。
この中山牝馬Sは終始インコースを走っていましたが、最終コーナーでは土ぼこりが舞うぐらいインコースの馬場が悪かったです。そして外を差してきた馬が伸びていました。
それでインにいた馬が沈むなかミスニューヨークは最後3着に粘っていました。
ここで参考レースとして、2走前のターコイズSで1着したレースを振り返ってみます。
スタートは2番ゲートから普通に出て、スタートからの行き脚が遅いので後方からの競馬になりました。
レースは稍重のなかハイPで展開され、道中は16頭立ての一番後ろから追走していました。
道中は最後方からの決め打ちで折り合いバッチリでじっとしていました。
そして残り800mぐらいから促されてポジションを上げ始めました。
そして残り600mでも最後方でしたが、少し気合をつけただけで大外でまくってきました。
最終コーナーを大外ぶん回しで回り、直線に入り一杯に追われ始めました。
直線では大外ぶん回しなので、また最後方の位置でしたが、そこから凄い脚を使い、全頭ごぼう抜きで上り最速の脚で突き抜けて2着に1馬身ちょっとの差をつけて勝利しました。
このレースでミスニューヨークが使った上りが「34.6秒」でしたが、2番目に早い上りが2着のアンドラステの「35.5秒」でした。
この2頭の上りを比較すると、なんと約1秒も違いました。しかもミスニューヨークは大外をぶん回しでの時計です。この日の馬場状態は稍重のハイPだったので、それが味方した感があります。
ミスニューヨークの道悪の成績は
重馬場「2-0-0-0」
稍重 「2-0-0-2」
と雨馬場が得意の馬です。
そして、今週末の東京は土曜日が雨です、ということは日曜は稍重ぐらいにはなると思います。なので早い時計が出にくいのでミスニューヨークに取っては好都合です。
あともう一つ参考にできるのが、このターコイズSの3週間後に同じ条件でニューイヤーSが行なわれました。そしてニュイヤーsを勝ったのはカラテでした。
このカラテの勝ち時計は「1:33.4秒」
そしてミスニューヨークの勝ち時計は「1:32.4秒」
で、上り時計は
カラテ「34.3秒」
ミスニューヨーク「34.6秒」
でした。
ミスニューヨークはハイPのレースだったことを考えると、
それに加えて、今回のヴィクトリアマイルのメンバーを見るとレシステンシア、レイパパレ、ソダシなどなど前に行きたい馬が数多くいます。
なのえ展開的にも後方から追い込んでくる展開が向く可能性も高いと思いました。
鞍上のデムさんも今までの3レースで色々な騎乗の仕方をしていて、馬の特徴を把握しようという乗りかたをしていました。
なので今回、後方からの競馬をして3着狙いで行ってくれれば馬券圏内は十分あると考えてみました。
よって、最近の成長が著しいミスニューヨークを穴馬に抜擢させていただきました。
【競馬予想無料公開】ヴィクトリアマイル穴馬予想!【まとめ】
ミスニューヨークは最近の走りからすると今が絶頂期だと思います。そして鞍上のデムさんの勝負強さにも期待したいです。
人気にならないと思うので3連系は楽しみだと思いますよ!