今回の記事は日本ダービー2022年に出走予定のジオグリフ・オニャンコポン・キラーアビリティを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【日本ダービー2022年】ジオグリフを分析!
まず、ジオグリフ分析します。
3歳牡馬で父がドレフォン(ストームキャット系)
母父はキングカメハメハ(キングマンボ系)
ドレフォン産駒はジオグリフの代が初めての子供ですが、NHKマイルで3着で穴をあけた、カワキタレブリーやダービーにも出てくるデシエルトが活躍しています。
前走の馬体重が494キロでしたが、だいたいこれぐらいがベスト体重だと思います。鞍上は福永祐一騎手ですが、前走の皐月賞が初騎乗で今回が2回目の騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「3-1-0-1」
●東京芝は「1-1-0-0」
新馬戦1800m 1着
共同通信杯 1着
●芝2000m以上は「1-0-0-0」
皐月賞 1着
●重賞成績は「2-1-0-1」
札幌2歳S 1着
皐月賞 1着
共同通信杯 2着
朝日杯 5着
新馬戦と札幌2歳Sを連勝したあと、朝日杯に挑戦しましたが5着と敗れました。朝日杯は道中の位置取りが後ろ過ぎての5着というイメージのレースでした。そして年が明け2月に共同通信杯を使いましたが、ダノンベルーガの2着に敗れました。
そして前走の皐月賞は道中イクイノックスをマークする形で最後は抜かして勝利という勝ち方でした。
ここでその皐月賞での勝ち方を振り返ってみます。
スタートは14番ゲートから普通に出て、抑え乍ら前目の位置をとりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は5番手ぐらいを追走していました。
道中は少し行きたがりそうでしたが、なんとか鞍上が落ち着かせて追走していました。
そして残り600mぐらいで手綱がゆるめられ、前にいたイクイノックスを追いかける形でした。
そして凄い手応えで最終コーナーを馬なりで回ってきました。
直線に入ると、ほぼイクイノックスに並ぶ勢いで叩き合いになりました。
そしてなかなか抜かせませんでしたが、最後の最後でイクイノックスがバテたところで抜かして勝利しました。
このレースは道中イクイノックスの手応えが良くて前目のポジションに上がった時に、ジオグリフはイクイノックスの後方に控えてマークできたことが勝因だったと思います。
そして残り600mからイクイノックスを追いかけはじめるときの手応えも凄いものがありました。
ジオグリフは凄い瞬発力のイメージはないですが、長く良い脚を使うことができるので中山コースはあっていたのだと思います。
残り600mからの脚はかなり評価できると思います。そして最後は安定した末脚を使っているので安定力では一番かもしれたいと思いました。
体型や走り方からして距離も大丈夫な感じがするので、今のところ3番手としての本命候補にあげさせていただきます。
【日本ダービー2022年】オニャンコポンを分析!
次は、オニャンコポンを分析します。
3歳牡馬で父がエイシンフラッシュ(キングマンボ系)
母父がヴィクトワールピサ(ネオユニヴァ―ス系)
前走の馬体重が468キロでしたが、これぐらいが理想という感じです。フォトパドックをみましたが、皐月賞よりも毛ヅヤが良くなっている印象で上積みはありそうです。
鞍上は菅原明良騎手ですが、今年4年目の騎手でダービーは初騎乗です。
生産者は社台ファームです。
●戦歴は「3-0-0-2」
●東京芝は「1-0-0-0」
1勝クラス 1着
●芝2000m以上は「3-0-0-2」
全てのレースで2000mを使っています
●重賞成績は「1-0-0-2」
京成杯(中山2000m)1着
新馬戦と1勝クラスを連勝しホープフルSに挑戦しましたが、11着と大敗しました。この大敗はどうやら体調が良くなかったという話なので気にしなくても良いのかな? と思います。
そして年明けの1月に京成杯を使い勝利しました。このレースを見ると中山は走りそうなイメージでした。そして前走、皐月賞に挑戦し6着という結果でした。
ここでその皐月賞を振り返ってみます。
スタートは11番ゲートから普通に出て中段からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は18頭立ての11番手を追走していました。
道中は折り合いバッチリで中段の後ろの方でじっとしていました。
そして残り600mぐらいで終われ始めポジションを上げ始めました。
そして最終コーナーを追われながら回り直線に入りました。
直線で一杯に追われると、前にいたジオグリフとイクイノックスに追いつけず、候補からドウデュースに抜かれての6着という結果でした。
このレースの印象は、結果論になってしまいますが、後ろから競馬しすぎた感じです。
やはしドウデュースのようなキレッキレの末脚がないので前は捕まえられないし、後ろから抜かれるという結末でした。
今回は東京コースで瞬発力がないと勝てないレースという感じです。鞍上も初ダービー挑戦なので心配です。
よって、本命候補にはあげられませんでした。
【日本ダービー2022年】キラーアビリティを分析!
最後にキラーアビリティを分析します。
3歳牡馬で父馬ディープインパクト
母父がコンガリ―(ブラッシンググルーム系)
ダービーはディープ産駒が活躍するレースなので、残り少ないディープ産駒なので楽しみです。母系統は米国型のスピードをもっているので、ダービーには合いそうな血統だと思います。
前走の馬体重は468キロでしたが、ホープフルSと同じ馬体重でした。今回は同じか、増やしてきて欲しいと思います。
フォトパドックを見ると、皐月賞の時も締まっていましたが、今回はそれ以上い張りが出て毛ヅヤも良くなった印象をウケました。
鞍上は横山武史騎手ですが、2戦連続で騎乗中で今回が3回目の騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「2-1-0-2」
●東京芝は今回初めてです。
●芝2000m以上は「2-0-0-1」
未勝利戦(小倉)1着
ホープフルS(中山)1着
●重賞成績は「1-0-01」
ホープフルS 1着
新馬戦は5着と敗れましたが、未勝利戦では2着のパーソナルハイに7馬身をつける圧勝でした。パソナルハイは桜花賞6着の馬ので評価できますね。
続く萩SはNHKマイルの覇者ダノンスコーピオンにクビ差負けましたが接戦の2着でした。そしてホープフルSに挑戦し、みごとに勝利しました。そこからなんと休養に入り、いきなり皐月賞に挑戦しました。
結果は13着と大敗でしたが、あの頃は調教も良くなかったので、調整の問題もあったかもしれませんね。
ここでその皐月賞を振り返ってみます。
スタートは4番ゲートから少し立ち上がって出遅れましたが、中段からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開せれ、道中は18頭だての7番手ぐらいを追走していました。
道中は少し行きたがる走り方が長くありました。
そして残り600mを超えると少し手応えが怪しくなっていました。
そして最終コーナー手前で追われ始めてコーナーを回ってきました。
直線では、最後はバテていて馬群に沈んでの13着という結果でした。
このレースはスタートで遅れてからの良いポジションを取るために、馬なりですが脚を使っていました。
そして中間でレースのペースが落ち着いたときも、ゆったりと走っていませんでした。これは休み明けの影響が出た感じです。
そして今回は叩き2戦目で上積みに期待したかったのですが、1週前追い切りをみましたが合格点をあげられませんでした。
こればかりは最終追い切りで判断したいと思いますが、本命には推せませんし、追い切り次第では消しでいきたいと思います。
【日本ダービー2022年】ジオグリフ・オニャンコポン・キラーアビリティを分析!【まとめ】
今回の評価をまとめると
本命候補にあげられたのは、ジオグリフの1頭のみでした。ジオグリフは安定した末脚が魅力で、2強の一角崩しはありえると思いました。
そして、オニャンコポンは瞬発力勝負に不安があるのと鞍上の経験不足も割引にしました。キラーアビリティは体調が心配なので本命にはあげれませんでした。