6月5日(日)に東京競馬場の1600mで2022年の安田記念が行われます。
今回の記事は、安田記念に出走する
シュネルマイスター
イルーシヴパンサー
セリフォス
ダノンザキッド
サリオス
ファインルージュ
の1週前追い切り診断をしていきます。
良かったら競馬予想の参考にしてください。
シュネルマイスターの1週前追い切り診断【安田記念2022年】
まず、シュネルマイスターを診断します。
美浦Wコースの良馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上にはルーメル騎手が乗り終始馬なり調教でした。
調教時計は
6F 84.4
3F 37.8
1F 11.5
併せた相手は古馬オープンのアサマノイタズラでしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。
鞍上の手を引っ張るぐらいの元気の良さでゆったりとコーナーを回ってきました。
動きはというと、前脚の出し方に違和感がなく柔らかさもありました。
2週前追い切りも良い動きで気合いのりもあったので、ドバイ遠征の疲れは表面的はないと思いました。
気持も入っているで力は出せる出来のように見えました。後は最終追い切りをしっかりとチェックしたいと思います。
評価はBです。
イルーシヴパンサーの1週前追い切り診断【安田記念2022年】
次は、イルーシヴパンサーを診断します。
美浦Wコースの良で単走で追い切られました。鞍上には田辺裕信騎手が乗り最後は強めに追われました。
調教時計は
6F 80.4
3F 36.1
1F 11.3
凄きキビキビした脚サバキで折り合いバッチリでコーナーを回ってきました。直線に入り鞍上からゴーサインが出ると、重心が低くなり加速していきました。
首を上手に使っていて、前脚の回転力が高く後ろ足のケリが力強い走りで身体にも伸びがありました。
最後の余力も十分あってスピード感たっぷりの走りでした。
いかにも走りそうな馬のフォームでG1でも好走できる器とも思いました。
この追い切りで完全に仕上がった印象です。
評価はAです。
セリフォスの1週前追い切り診断【安田記念2022年】
次は、セリフォスを診断します。
栗東CWコースの良馬場で単走で追い切られました。鞍上には藤岡佑介騎手が乗り終始馬なりの内容でした。
調教時計は
6F 79.6
3F 36.6
1F 11.4
3歳馬でNHKマイルから中3週なので疲れが心配なので、気合いの面をしっかりとチェックしていきます。映像は直線からのものですが、ゆったりと折り合いバッチリで走ってきました。
そして後ろ足も大きく蹴りだす走りで、一歩一歩踏み出すとグイっと前へ進むイメージの走りでした。
鞍上が藤岡佑介騎手ということもありますが、フットワークが素軽くなった印象がしました。
NHKマイルの時よりも身体が柔らかくなっていて、さラニ今回は良くなった印象を受けました。
これは台風の目になるかもしれません。
評価はAです。
ダノンザキッドの1週前追い切り診断【安田記念2022年】
次は、ダノンザキッドを診断します。
栗東坂路コースの良馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り最後は一杯に追われました。
調教時計は
800m 50.8
400m 23.7
200m 11.9
併せた相手は古馬オープンのメイショウウズマサでしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。
坂路を曲がってきて手前をすぐに変えましたがこの時に少しクビを振っていてスムーズに手前替えができなかったです。
ただ、最後に一杯に追われましたが、少しだけですが軸馬ブレていたようにも感じました。併せた相手はオープン馬でしたが、手応えで見劣っていました。
後、昔はウッド調教が主体だったのですが、今回は坂路に調教をかえてきています。
この理由の情報はまだ見つけていませんが、何かあるのかもしれませんね。
最終追い切りをしっかりと見極めたいと思います。
評価はBです。
サリオスュの1週前追い切り診断【安田記念2022年】
次は、サリオスを診断します。
美浦Wコースの良馬場で単走で追い切られました。鞍上にはレーン騎手が乗り終始馬なりの追い切り内容でした。
調教時計は
5F 70.1
3F 38.0
1F 11.6
単走ですごくゆったりとコーナーを回ってきました。そして直線に入っても軽めの走りでしたが、脚の送りには柔らかさがあって良かったと思います。
調教師は堀さんで凄腕なので心配はいらなそうですが少し心配は残りました。
ただ、フットワークは重苦しくないし、脚サバキもしっかりしていて伸びのある走りだったの問題はないと思います。
最終追い切りで早めの時計を出してくるかと動きをしっかりとチェックしたいと思います。
評価はBです。
ファインルージュの1週前追い切り診断【安田記念2022年】
最後に、ファインルージュを診断します
美浦坂路コースの良馬場で単走で追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの調教でした。
調教時計は
800m 62.0
400m 29.1
200m 14.5
ファインルージュは前走のヴィクトリアマイルから中2週という厳しいローテなので、しっかりと調教判断したいと思います。
そして直線では手前替えに失敗していましたが、脚の上げ方などはパワフルで良い感じの使いかたでした。
ファインルージュの臨戦過程はヴィクトリアマイルを使ってから1週間後から軽めの調教を開始しています。
そして今回紹介した1週前追い切りは軽めの内容でしたが、3日後の29日日曜日には坂路で54.7秒を馬なりでやっています。
なので映像の動きと臨戦過程からは体調は心配いらなそうな感じです。
あとは最終追い切りをしっかりと見たいと思います。
評価はBです。
ダノンザキッド・サリオス・ファインルージュの1週前追い切り診断【安田記念2022年】【まとめ】
今回の調教評価をまとめるとコチラです。
シュネルマイスター 評価B
イルーシヴパンサー 評価A
セリフォス 評価A
ダノンザキッド 評価B
サリオス 評価B
ファインルージュ 評価B
今回は前走からの疲れが心配な馬達が一杯います。それに対して安田記念目標の馬がどれだけできるかが楽しみですね。
さて今回の追い切りで一番のオススメの馬をあげると
それは
イルーシヴパンサーです。
前走の東京新聞杯勝ちから安田記念狙いでしっかりと仕上がっている印象です。
これは実績馬との戦いが面白そうだと思いました。