今回の記事はアイビスSD2022年に出走予定のマリアズハート・オールアットワンス・ライオンボスを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【アイビスSD22022年】マリアズハートを分析!
まず、マリアズハートを分析します。
6歳牝馬で父がシャンハイボビィ(ストームキャット系)
母父がマリアズ・モン(レイズアネイティヴ系)
今回の斤量は55キロですが、今まで55キロを背負ったことが2回あります。
鞍上は菊沢一樹騎手ですが、今まで2回騎乗したことがあり、しかも新潟の1000mで2回とも勝利しているので手は合いそうです。
生産者は米国産馬です。
●戦歴は「6-3-1-10」
●新潟芝は「2-0-0-0」
ルミエ―ルAD 1着
韋駄天S 1着
●芝1000mは「2-0-0-0」
ルミエ―ルAD 1着
韋駄天S 1着
●重賞成績は「0-0-0-3」
昨年10月の新潟1000mのリステッド競争のルミエ―ルADで勝利しました。
そして今年になって、中山のリステッド競争を使い12着、次が中山のOPレースを使い2着と好走しました。
続くレースはG3オーシャンSを使いましたが7着と負けました。
そして中山ダート1200mの京葉S(L)を使い13着と負け、ダートは合わなそうな感じです。
そして前走は、新潟の千直・韋駄天Sを使いみごとに勝利しました。
これで千直は2戦2勝と得意な感じです。
ここでその韋駄天Sを振り返ってみます。
ちなみにこの時の斤量は54キロでした。
スタートは大外16番ゲートから普通にでて、抑えて中段の前ぐらいで競馬をしました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開さえれ道中は、馬場の外目の7番手ぐらいを追走していました。
道中は良い手応えで馬場の良い外目を追走していました。
そして残り400m手前で追われ始めました。
そして残り200mを越えると先頭に立ち、そのままセーフティーリードで勝利しました。
このレースはでマリアズハートは残り400m手前から気合いをつけれれていました。
最後は良く伸びて勝っていました。 が、
これは前にいた馬が失速してきたので差し切ったイメージでした。
前半そこまで早いラップのレースではないにもかかわらず、最後の400mの時計をみると少し物足りなくなりました。
そして今年の韋駄天Sは過去の韋駄天Sの勝ち時計と比べても、遅い勝ち時計でした。
これを考えると、やはりレベル的に低かったのだと思いました。
あと、韋駄天Sは54キロで勝利していましたが、今回は55キロを背負うことになります。
なので今回は人気にもなりそうなので本命候補にはせずに他の馬を狙ってみたいと思いました。
【アイビスSD22022年】オールアットワンスを分析!
次に、オールアットワンスを分析します。
4歳牝馬で父がマクフィ(シーキングザゴールド系)
母父がディープインパクト(サンデーサイレンス系)
今回斤量が54キロですが、前走の韋駄天Sが55キロで6着なので今回はさらに良くなりそうです。
鞍上は石川裕紀人騎手ですが、昨年のアイビスSDを石川騎手で勝利しています。
ちなみに今回は3回目の騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「3-0-2-4」
●新潟芝は「1-0-0-1」
アイビスSD 1着
●芝1000mは「1-0-0-1」
アイビスSD 1着
●重賞成績は「1-0-0-2」
アイビスSD 1着
昨年3歳の時に葵Sで3着したあと、アイビスSDに挑戦し51キロの斤量を味方に勝利しました。
そして、11月に京阪杯に挑戦しましたが8着と敗れました。
そして今年に入り2月に京都牝馬s(阪神1400m)を使い10着でした。
そして前走は韋駄天Sを使い最後は6着という結果でした。
ここでその韋駄天Sを振り返ってみます。
スタートは4番ゲートから普通に出て中段からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は勝ったマリアズハートとだいたい同じぐらいの位置で競馬をしていました。
走中は少し手綱を緩めただけてスッと良い位置をとっての追走でした。
そして残り400mで一度外側に出そうとしましたが、出せずにイン側に進路を取っていました。
そこから一杯に追われましたが、最後の200mをきったあたりから脚色が鈍くなり、そのまま6着でのゴールでした。
このレースは4枠から外に切れ込んで良い位置を取っていました。
これを見ると、スタートからのダッシュ力が十分あって、やはり1000mは強いのだなと思いました。
ただ最後の200mからは全然伸びていなかったのでが心配になりました
これは3か月振りのレースの影響なのか? それとも精神的なものなのか? 判断に困りました。
ただ、前走は馬体が+10キロということと、パドックでの歩きに切れがなかったので、おそらく仕上げの問題だと思いました。
なので昨年の最後の200mの伸びを見る限り、1000mでは強いと思いうので本命候補に抜擢させていただきます。
【アイビスSD22022年】ライオンボスを分析!
最後にライオンボスを分析します。
7歳牡馬で父がバトルプラン(ファピアノ系)
母父がステイゴールド(サンデーサイレンス系)
今回斤量が58キロですが、7歳という年齢で58キロは厳しいようにも感じます。
鞍上は坂井瑠星騎手ですが、今回が初騎乗です。
生産者は対馬さんですが、ライオンボス以外に2頭の重賞勝ち馬を出したことがあります。
●戦歴は「6-3-0-15」
●新潟芝は「4-3-0-2」
1000万下 1着
韋駄天s 1着(2回)
アイビスSD 1着
●芝1000mは「4-3-0-2」
1000万下 1着
韋駄天s 1着(2回)
アイビスSD 1着
●重賞成績は「1-2-0-1」
アイビスSD 1着(3年前)
アイビスSD 2着(2年前・昨年)
新潟1000mのスペシャリストで、3年連続でアイビスSDで2着以内しています。
ちなみにその時の斤量を見てみると
アイビスSD 1着(3年前)56kg
アイビスSD 2着(2年前・昨年)57kg
でした。
昨年のアイビスSDで2着したあとは、10月にルミエールADで13着と破れました。そして今年に入り1月に中山1200mのOPレースで9着、
そして前走は、く中山1200mのリステッド競争の春雷Sで5着しました。
ここで年齢が心配なので前走のレースを振り返って、負け方を見てみたいと思います。
スタートは14番ゲートから普通にでて前の位置を取りました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は16頭立ての2番手を追走していました。
道中は少し気合いを付けられながら2番手を追走という形でした。
そして残り600mで追われ始め最終コーナーを回ってきました。
直線に入ると、残り200mまで頑張っていましたが、最後は失速しての5着という結果でした。
このレースを見ると、スタートからのダッシュ力はさすがに早いと思いました。そこからは2番手を追走していました。
しかし、残り600mからのレースぶりを見ると、
最終コーナーでのコーナーリングの差はあると思いますが、残り200m地点、いわゆるスタートから1000m地点までのスピードで逃げていた馬に負けていました。
このレースは1200m戦なので結果は無視しますが、レース中のスピードの絶対値をみると、
そして、今回は斤量が58キロと重いです。
なので私と同じオッサンのライオンボスは、昨年までの勢いはないとみて、本命候補にはあげられませんでした。
【アイビスSD22022年】マリアズハート・オールアットワンス・ライオンボスを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると、本命候補にあげたのは
オールアットワンス の一頭のみでした。
ただ、オールアットワンスは最終追い切りしだいという評価なので穴馬が勝余地は十分あると思います。
マリアズハートも前走は全てが噛み合った印象で人気になりそうなので相手候補まで。
そしてライオンボスは年齢と58キロが心配なので相手候補までとしておきました。