今回の記事は新潟2歳ステークス2022年に出走予定のロードディフィート・アイスグリーン・シーウィザードを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【新潟2歳ステークス22022年】ロードディフィートを分析!
まず、ロードディフィートを分析します。
2歳牡馬で父がデクラレーションオブウォー(ダンジグ系)
母父はダイワメジャー(サンデーサイレンス系)
父のデクラレーションオブウォーは今年が初めての産駒ですが、現在18頭がデビューして4頭が勝利をあげています。
が新馬戦でいきなり勝利したのは1頭だけで少し寂しいデータになっています。
前走の馬体重は424キロと少し小さい馬です。
鞍上は田辺騎手予定ですが、今回初騎乗です。
生産者は藤原ファームさんですが、重賞勝ち馬は出したことはないです。
ちなみに生産者ランキングは現在18位です。
●戦歴は「1-1-0-0」
●新潟芝は初
●芝1600mは初
●重賞成績は初
6月5日に東京1400m戦でデビューしましたが、ハナ差の2着に破れました。
続いて、6月18日に東京1400mの未勝利戦を使い見事に勝利しました。
ちなみに新馬戦時の時計が「1:23.0 秒」
未勝利戦勝利の時の時計が「1:22.9 秒]
でだいたい同じ時計です。
そしてこの未勝利戦と同じ日に同じ条件で新馬戦がありましたが、そこで勝った馬の勝ち時計が
ここでその未勝利戦で勝利したレースを振り返ってみます。
スタートは5番ゲートから普通に出て前の位置をとりました。
レースは良馬場の中スローPで展開され、道中は7頭立ての2番手を追走していました。
道中は手応えバッチリでスピードにも対応できての追走でした。
そして残り600mで少し手綱を緩める程度で良いスピードで最終コーナーを回ってきました。
直線に入ると残り400mで一杯に追われましたが、逃げていた馬がしぶとくて差が詰まりませんでした
そして残り200mを切ると、逃げていた馬がバテたので差し切って勝利しました。
このレースでのロードディフィートの上りの時計は34.4秒でした。
他の2歳のレースを見ると33秒台も出る芝の状態でした。
なので、あとせめてコンマ2・3秒速ければ良かったのかな? と思いました。
これが新馬戦ならいいのですが、2戦目のレースということで少し割り引きたいと思いました。
やはり直線の長い新潟ということで最後は末脚勝負になるので、どこまでやれるか疑問に思いました。
よって本命候補にはあげれませんでした。
【新潟2歳ステークス22022年】アイスグリーンを分析!
次に、アイスグリーンを分析します。
2歳牡馬で父がモーリス(グラスワンダー系)
母父がスペシャルウィーク(サンデーサイレンス系)
父ちゃんがルーラーに変わりますが、姉にディアンドルがいます。
前走の馬体重は486キロで新馬戦からプラス12キロ増えていましたが、筋肉に張りが出ていたのでしっかり仕上がったという感じのプラス12キロだと思います。
鞍上は坂井瑠星騎手ですが、今回が初騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「1-0-0-1」
●新潟芝は初
●芝1600mは「0-0-0-1」
●重賞成績は初
新馬戦は6月18日に阪神のマイル戦を使い5着と破れました。
続く未勝利戦は7月23日に小倉競馬場の1800mを使いみごと勝利しました。
ここでその未勝利戦を振り返ってみます。
スタートは9番ゲートから普通に出て、前目の位置を取りました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は9頭立ての3番手ぐらいを追走していました。
道中は少し促されて前目の位置をとっていましたが、そのあとは元気一杯に良い手応えで追走できていました。
そして最終コーナーを馬なりで回ってきて、残り400mを過ぎて追われ始めました。
直線に入ると、そのまま尽きぬけて危なげなく勝利しました。
このレースを見ると、アイスグリーンは道中少し荒い走りでした。
そして最終コーナーあたりでは舌を出して走っていました。
それでいて勝ち時計が「1:48.1秒」と速いです。
最近の小倉1800mの2歳戦では、おそらく一番速い時計だったと思います。あと1週前追い切りを見ましたが、元気一杯の走りで体調は良さそうです。
おそらく新馬戦の負けは無視していいと思います。
よって、今回の相手なら好走できると思いますので、本命候補にあげさせていただきます
【新潟2歳ステークス22022年】シーウィザードを分析!
最後にシーウィザードを分析します。
2歳牡馬で父がビーチパトロール(キングマンボ系)
母父がメジロベイリー(サンデーサイレンス系)
父のビーチパトロールは今年の2歳馬が初産駒ですが、13頭レースを使って3頭が今のところ勝利をあげています。
関係ないですが、ピーチパトロールの子供の名前が
なかなか面白名前が多いことに気づきました。
前走の馬体重は456キロですが、まだ成長してきそうで楽しみな感じです。
鞍上は浜中騎手ですが、前走に引き続きの騎乗です。
生産者はシンボリ牧場さんです。
●戦歴は「1-0-0-0」
●新潟芝は初
●芝1600mは初
●重賞成績は初
7月3日に函館1800mの新馬戦を使いみごとに勝利しました。
このレースはスローPでの逃げでの勝利でしたが、展開に恵まれたのかをしっかりとチェックしたいので、このレースを振り返ってみます。
スタートは8番ゲートから普通にでて、逃げる形になりました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は8頭立てので逃げました。
道中は最初の500mぐらいからかなりゆっくりなペースでしたが、気負うことなくゆったり走ることができてました。
そして最終コーナー手前で気合いをつけらて回ってきました。
直線に入ると、すぐ後ろの馬に少しづつ差を詰められましたが、危なげなく感じで勝利しました。
このレースでのシーザードのスタートからのいき脚をみると、スピードがあるのでマイルに距離が短くなっても大丈夫だと思います。
そして道中はかなりのスローなので参考にしませんが、最後の400mが速かったです。
まードスローなので速いのは当たり前とは思いますが
上り3ハロンが34.9秒で
残り400mのラップが
11.3秒
11.4秒
でした。
ここでこのラップと比較するために、この日に同じ条件で行なわれた古馬オープンの巴賞と比較してみます。
このレースで一番速い上りを使ったのが、最後方から追い込んできた、ロードマックスの34.8秒でした。
ロードマックス 34.8秒
何度も言いますが、ペースが違うので単純比較はできませんが、シーウィザードは2歳の新馬戦にもかかわず、こんなラップを刻めるスピードがあるのです。
よって、能力は高い馬だと感じたので本命候補にあげさせていただきます。
【新潟2歳ステークス22022年】ロードディフィート・アイスグリーン・シーウィザードを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると
本命候補にあげたのは
アイスグリーン
シーウィザード
の2頭でした。
ただシーウィザードは少し前向きな気性らしいので、いつポカしてもおかしくないです。
アイスグリーンは、重賞レースでどんな走りをするか楽しみです。