今回の記事は菊花賞2022年に出走予定のヴェローナシチー・ドゥラドーレス・ボルドグフーシュを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
尚、この記事はパート①の続きでパ―ト②という形で紹介しています。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【菊花賞22022年】ヴェローナシチーを分析!
まず、ヴェローナシチーを分析します。
3歳牡馬で父がエピファネイア(シンボリクリスエス系)
母父がゼンノロブロイ(サンデーサイレンス系)
前走の馬体重は498kgでしたが、1年前の頃とだいたい同じです。
ただ、フォトパドックを見ましたが、前走より明らかに良くなっている印象なので叩いた今回楽しみです。
鞍上は川田騎手ですが、今回初騎乗です。
ちなみに1週前追い切りでは騎乗して手応えを掴んでいました。
生産者はカミイスタットさんですが、今まで2頭の重賞勝ち馬を出したことがあります。
●戦歴は「1-3-3-1」
●阪神芝は「1-1-1-0」
新馬戦 1着
●芝2400m以上は初
2200mは3戦して②②⑤着
●重賞成績は「0-1-1-1」
京都新聞杯 2着
新馬戦で3着したあと、未勝利戦をきっちりと勝利しました。
そして京成杯3着、すみれS3着、若葉S2着 と重賞とリステッド競争で安定した成績を残しました。
続く京都新聞杯は2着、白百合S(L)で2着し、休養に入りました。
そして前走は神戸新聞杯を使い、5着という結果でした。
ここでその京都新聞杯を振り返ってみます。
スタートは5番ゲートから普通に出て、後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は17頭立ての13番手を追走していました。
道中はマイペースでゆったりと後方待機していました。
そして、残り600m手前で気合いをつけられ、最終コーナ~を追われながら回ってきました。
直線では、後方から良く伸びていてましたが5着まででした。
このレースを振り返ると、折り合いはついていて、しかも手応えバッチリで追走していました。
そして残り600m手前から気合いをつけれれて、かなり長く良い脚を使っていました。
普通なら最後はバテルはずですが、なかなかバテずに良い脚を最後まで使っていました。
ただ1勝馬で強い武器がない感じなので、勝てるとは思いません。
良くて3着あるかないかだと思いました。
よって武器がないので本命候補にはあげられませんでした。
【菊花賞22022年】ドゥラドーレスを分析!
次は、ドゥラドーレスを分析します。
3歳牡馬で父がドゥラメンテ(キンカメ系)
母父がハービンジャー(デインヒル系)
前走の馬体重は494㎏で新馬戦から14キロ増えていて成長してきいます。
鞍上は横山武史騎手ですが、前走に引き続き2回目の騎乗です。
生産者は天下のノーザンファームです。
●戦歴は「3-0-2-0」
●阪神芝は「0-0-1-0」
毎日杯 3着
●芝2400m以上は初
2000mが最高距離
●重賞成績は「0-0-1-0」
毎日杯 3着
新馬戦と1勝クラスを2連勝し、毎日杯に挑戦しましたが3着と負けてしまいました。
そして自己条件に戻り2勝クラスで3着しました。
このレースは完全にスローPでの展開アヤという負けに見えました。
そして前走、再度2勝クラスを使い勝利しました。
ここで参考レースとして、毎日杯3着を振り返ってみます。
スタートは1番ゲートから出て、隣の馬にはじかれて少し出遅れ気味でした。
レースは小雨の稍重のなかスローPで展開され、道中は10頭立ての6番手ぐらいを追走していました。
道中は稍重のせいか少し走りづらそうで、 あまり良い手応えには見えませんでした。
そして最終コーナーで手前で前が詰まっていて最後方に下がって回ってきました。
直線に入ると、しばらく進路を探しながらの競馬で、残り300mで一杯に追い始めました。
しかし最後は届かずの3着でした。
そして直線に入っても進路がなくて一杯に追えない状態でした。
しかし、最後は凄い末脚で3着に入っていました。
この時の4着はセイウンハーデスでしたが、そのあとプリンシパルS勝利しています。
そしてセントライト記念で4着もしています。
このセイウンハーデスをあっけなく抜かしているので、力はオープン級であるのは確かだと思います。
そして、調教での走るフォームを見ましたが、重賞で勝ち負けできる走りだと思いました。
心配な点は、少し行きたがる場面をチラホラ見せる所があるということです。
ただ今回はG1なので道中のペースはいつもより早くなるので、逆に好都合だと思いました。
よって、期待を込めての本命候補に抜擢させていただきます。
【菊花賞22022年】ボルドグフーシュを分析!
最後に、ボルドグフーシュを分析します。
3歳牡馬で父がスクリーンヒーロー(グラスワンダー系)
母父がレイマン(ヘイロー系)
兄弟はわりと長い距離を使われていて、そしてボルドグフーシュの父ちゃんはスクリーンヒーローなので距離適正はありそうな感じがします。
前走の馬体重は496キロでしたが、新馬戦と同じ馬体重でした。
鞍上は吉田隼人騎手ですが、前走に引き続き2回目の騎乗です
●戦歴は「3-0-3-2」
●阪神芝は「2-0-0-2」
未勝利 1着
1勝クラス 1着
●芝2400m以上は「1-0-0-0」
阪神2400mの1勝クラス 1着
●重賞成績は「0-0-2-0」
京都新聞杯 3着
神戸新聞杯 3着
新馬戦で6着したあと、未勝利戦を勝利、続く1勝クラスで⑦③①着しました。
続く京都新聞杯ではアスクワイルドモアとヴェローナシチーに続いての3着という結果でした。
そして2勝クラスに戻りキッチリと勝利しました。
そこから休養に入り、前走は神戸新聞杯を使い3着に入り、菊花賞の出走権を獲得しました。
ここでその神戸新聞杯を振り返ってみます。
スタートは2番ゲートから普通に出て、後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は17頭立ての15番手を追走していました。
道中は折り合いバッチリで後方でじっとしていました。
そして残り600mで追われ始めてポジションを上げ始めました。
そして最終コーナーを大外ぶん回しで回り直線に入りました。
直線ではほぼ後ろから2番手でしたが、そこから凄い末脚で3着まで押し上げてゴールでした。
このレースを見ると、やはり末脚が魅力的な馬ですね。
いつも追い込む形の競馬ですが、この神戸新聞杯は大外ぶん回しでの3着です。
この時2着だったヤマニンゼストはインベタでの追い込みだったので、明らかにボルドグラーシュのほうが強い競馬をしていた感じです。
この馬は阪神の坂も苦にしないし、折り合いバッチリ、距離も大丈夫そう、そしてスクリーンヒーロ産駒の持続できる末脚は、混戦になったら怖いと思います。
よって、本命候補に抜擢して最終追い切りの動きに注目したいと思います。
【菊花賞2022年】ヴェローナシチー・ドゥラドーレス・ボルドグフーシュを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると
本命候補にあげたのは
ドゥラドーレス
ボルドグフーシュ
の2頭でした。
ていうか、この2頭の名前覚えにくくないですか?
最後の直線で実況アナウンサーがちゃんと名前を呼べるか楽しみです。
ドゥラドーレスは今後重賞で活躍する素質はあると思うので、この相手なら狙いたくなりますね。
ボルドグフーシュは鞍上の隼人君の腕に期待です