今回の記事はエリザベス女王杯2022年に出走予定のデアリングタクト・スタニングローズ・ナミュールを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【エリザベス女王杯22022年】デアリングタクトを分析!
まず、デアリングタクトを分析します。
3歳牡馬で父がエピファネイア(シンボリクリスエス系)
母父がキングカメハメハ(キングマンボ系)
今回の斤量が56キロですが、宝塚記念で56キロで3着しているので問題はなさそうです。
鞍上は松山騎手ですが、主戦騎手なので乗り慣れています。
生産者は長谷川牧場さんですが、重賞勝ちう馬はデアリングタクトだけです。
●戦歴は「5-1-2-2」
●阪神芝は「1-0-1-0」
桜花賞 1着
宝塚記念 3着
●芝2200mは「0-0-1-1」
宝塚記念 3着
●重賞成績は「3-1-2-2」
桜花賞
オークス
秋華賞 3冠牝馬
3歳時に無敗で3冠馬になったあと、JCでアーモンドアイ・コントレイルと共に3冠馬対決をし、3着という結果でした。
そして年が明け昨年の金鯱賞を使い2着に負け、香港のQE2世Cを使いラヴズオンリーユーの3着になりました。
そこからは約1年休養し、今年のヴィクトリアMで復活し、6着となかなかの成績を残りました。
つづく宝塚記念は3着と好走し、前走オールカマーは6着と負けてしまいました。
果たした復活しているかが問題なのですが、ここで今回と同じ条件の宝塚記念3着を振り返ってみます。
スタートは7番ゲートから普通に出て、後方からの競馬になりました。
レースは良馬場の中ハイPで展開され、道中は17頭立ての10番手ぐらいを追走していました。
道中は折り合いバッチリ、手応えバッチリで追走していました。
そして残り800m手前ぐらいから少しづつ馬群の外目でポジションを上げ始めていました。
そして最終コーナー手前で気合いをつけらながら直線に入ってきました。
直線では上りが2番目に早い脚を使いなんとか3着に入ったという結果でした。
このレースは結果3着でしたが、前走のオールカマーと合わせて考えると、やはり全盛期の能力よりは落ちている感じです。
この宝塚記念は最後の直線で、2着のヒシイグアスと比較すると末脚で負けている印象でした。
道中での通ったコースの違いはあるにせよ、最後の脚を見ると少し不安です。
そしてオークスやJCでの末脚を見ると、東京コースが一番良いという感じです。
しかし、能力が落ちていると仮定しても、宝塚記念で3着したのは能力の絶対値が違いすぎという印象です。
あとは秋華賞からの3歳馬との比較なのですが、これは後ほど結論を発表します。
よって、デアリングタクトの結論としては・・・
全盛期の能力はないとみますが、牝馬相手だったら馬券圏内の可能性は十分あるとみます
あとは追い切りしだいですが、
本命候補にあげておきます。
【エリザベス女王杯22022年】スタニングローズを分析!
次に、スタニングローズを分析します。
3歳牡馬で父がキングカメハメハ(キングマンボ系)
母父がクロフネ(ヴァイスリージェント系)
今回の斤量は54キロですが、クラシックを55キロで好走してるので有利な斤量です。
鞍上は坂井瑠星騎手ですが、只今このコンビで2連勝中で今回4回目の騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
●戦歴は「5-2-1-2」
●阪神芝は「3-0-0-1」
●芝2200mは初
●重賞成績は「3-1-1-2」
新馬戦2着、未勝利戦1着したあと、新潟2歳Sで5着、サウジRCで3着、デイリー杯2歳Sで5着と、2歳時はそこまで強い印象はなかったです。
そして今年の2月に1勝クラスを完勝したあと、フラワーCも勝利し、オークスに挑戦しましたがスターズオンアースの2着でした。
そこから休養に入り、9月の紫苑Sで復活し、みごとに勝利しました。
そして前走の秋華賞を勝利しG1馬になりました。
ここでその秋華賞(阪神2000m)を振り返ってみます
スタートは7番ゲートから少し寄れながら出ましたが、問題なく前の位置を取りました。
レースは良馬場の中平均Pで展開され、道中は16頭立ての4・5番手を追走していました。
道中は馬群の外目を凄い手応えで追走していました。
そして最終コーナー手前でも馬なりのままで、コーナーで気合いをつけられて直線に入りました。
直線では残り200mで先頭に立ち、そのまま突き抜けての勝利をあげました。
このレースを見る限り、正直全てがうまくいった感じに移りました。
2冠馬スターズオンアースはスタートで遅れての後ろからの競馬で最後はコンマ1秒差でした。
ただ今年もエリザベス杯は阪神2200m戦なので前目の位置からか、マクリ競馬をしないと勝てないイメージです。
その点はスタニングローズにとってはプラスになりそうです。
あと1週前追い切りの動きを見る限り動きは良かったです。
ただ、叩き3戦目で前走がG1勝ちで見えない疲れも心配です。
結論を言うと、3歳世代ではやはりスターズオンアースが最強とみていいます
よって、今回は能力が落ちていそうですがデアリングタクトを上とみて本命候補にはあげないで、馬券の候補にしておきます。
【エリザベス女王杯22022年】ナミュールを分析!
最後にナミュールを分析します。
3歳牡馬で父がハービンジャー(デインヒル系)
母父がダイワメジャー(サンデーサイレンス系)
今回の斤量が54キロですが、スタニングローズ同様クラシックを55キロで好走してるので有利だと思います。
鞍上は横山武史騎手ですが、4戦連続騎乗中で乗り慣れてます。
生産者はノーザンファームです。
ちなみにスタニングローズと同じ高野厩舎です。
●戦歴は「3-1-1-2」
●阪神芝は「1-1-0-2」
チューリップ賞 1着
●芝2200mは初
●重賞成績は「1-1-1-2」
チューリップ賞 1着
秋華賞 2着
オークス 3着
新馬戦・1勝Cを連勝したあと阪神JFに挑戦し、出遅れながら4着しました。
そして年が明けチューリップ賞で勝利し、桜花賞を使いましたが10着と大敗しました。
この大敗は賞金的にチューリップ賞で好走しないといけなかった反動が出たと思われます。
そしてオークスに挑戦し3着と好走し休養に入りました。
そして前走は休み明けで秋華賞を使い、最後届かずの2着という結果でした。
ここでその秋華賞を振り返ってみます。
スタートは8番ゲートから出ましたが、スタニングローズに寄られて少しスムーズさに欠けました。
レースは良馬場の中平均Pで展開され、道中は16頭立ての9番手ぐらいを追走していました。
道中は馬群の外目を折り合いバッチリ・手応えバッチリでじっとしてました。
そして最終コーナー手前で少しづつ馬なりでポジションを上げ始めました。
そして最終コーナーを少し外にふくれながら回ってきました。
直線では上りが3番目に早い脚を使いましたが、前にいたスタニングローズを捕まえられずの2着という結果でした。
このレースを見ると、最終コーナーで外に外にふくれた分
が少し痛かった感じです。
問題だったスタートはキチンと出たので成長を感じました。
そして道中も何の問題もなく良い手応えでした。
やはりこの馬も3歳世代ではトップクラスの馬だなという感じです。
ただ、やはり先ほども述べましたがスターズオンアースと比べると割引が必要な感じもします。
あとは、ナミュールは前走使ったあとの体調がかなり心配な馬です。
1週前追い切りは問題なかったですた、大目標が秋華賞だったので反動も気になります。
あとはまだスタートの問題も心配です。
よって、本命候補ではなく馬券の相手候補にしておきます。
【エリザベス女王杯2022年】デアリングタクト・スタニングローズ・ナミュールを分析!【まとめ】
今回はデアリングタクトと3歳馬の比較という視点で考えました。
私の考えでは、エリザベス杯を目標にしたデアリングタクトを上とみました。
全盛期の能力はないかもしれませんが、素直に56キロの斤量で牡馬相手に3着だった宝塚記念を評価したいと思います。