東京新聞杯2022年が2月6日(日)に東京競馬場で行われます。
今回の記事は、東京新聞杯に出走する有力馬の1週前追い切り診断をしていきます。
今回診断する馬は
カラテ
ファインルージュ
ホウオウアマゾン
プリンスリターン
イルーシヴパンサー
カテドラル
です。
良かったら競馬予想の参考にしてください。
東京新聞杯2022年の1週前追い切り診断!カラテ
![](https://smiletrendinfo.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド2-7.jpg)
まず、カラテを診断します。
美浦坂路の稍重の馬場で単走で追い切られました。 鞍上には助手さんが乗り、最後は強めに追われました。
調教時計は
800m 53.0
400m 24.7
200m 12.4
相変わらずクビが高い走りですが、ゆったりと坂路に入ってきました。
脚サバキは軽快で柔らかい送りをしている走りでした。
前脚も力強く使っていて調子は良いと感じました。
ただ一つ気になったことが、昨年このレースを勝った時の追い切りはもう一段階上の動きに感じました。
昨年はフット―クがもっと素軽く、力強さもあるように見えました。
今回も悪くないのですが、昨年の絶好調にはもう一つなりないような気がしました。
ただ、今回は1週前追い切りなので最終追い切りで完璧になる可能性もありそうな動きでした。
評価はBとしておきます。
東京新聞杯2022年の1週前追い切り診断!ファインルージュ
![](https://smiletrendinfo.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド3-7.jpg)
次は、ファインルージュを診断します。
美浦の南Wコースの稍重馬場で3頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの調教内容でした。
調教時計は
6F 84.9
3F 38.0
1F 11.7
併せた相手は古馬3勝クラスの馬でしたが強めの相手に最後併入でした。
気持が乗っていて手応えバッチリでコーナーを回ってきました。
脚の送りがスムーズでフットワークも素軽くてスピードにのっていました。
直線で少し行きたがりましたが、鞍上がおさえると我慢が効いてました。
最後まで余力十分で休み明けの心配はなさそうです。
気合いも入っていて1週前の時点で合格点を上げられます。
評価はAです。
※ファインルージュを分析した記事があるので良かったら参考にしてみてください。
東京新聞杯2022年の1週前追い切り診断!ホウオウアマゾン
![](https://smiletrendinfo.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド4-7.jpg)
次は、ホウオウアマゾンを診断します。
栗東CWコースの稍重の馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には坂井瑠星騎手が乗り最後は一杯に追われました。
調教時計は
6F 82.6
3F 37.3
1F 11.6
併せた相手は新馬の馬でしたが、1杯の相手ンに対して3馬身ぐらいの先着でした。
新馬の相手に併せる形で抑えられながらコーナーをゆったりと回ってきました。
そして新馬の相手を抜いてから一杯に追われると、一気に加速していきました。
体幹がしっかりしていてブレがない走りでスピード感たっぷりでした。
後ろ足に力強さがあり推進力を生んでいました。
相手が新馬の馬で格下ですがあっという間に差を付けていて、仕上がりはかなり良さそうです。
評価はAです。
東京新聞杯2022年の1週前追い切り診断!プリンスリターン
![](https://smiletrendinfo.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド5-7.jpg)
次は、プリンスリターンを診断します。
栗東CWコースの稍重馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には松山弘平騎手が乗り最後は強めに追われました。
調教時計は
7F 95.7
3F 37.3
1F 11.8
併せた相手は3歳未勝利の馬でしたが、強めの相手に対して1/2馬身の先着でした。
前脚を前へ前へという走りでゆったりとコーナーを回ってきました。
そして直線に入りましたが、鞍上の手はずっと抑えたままでしたが相手にスッと並びかけに行く反応の良さがありました。
7ハロンという長目の調教でしたが、最後まで重心がしっかりしている走りで余力もありました。
そして最後少し強めに追われると最後まで伸びきっていてました。
しかし、1週前追い切りなのでしょうがないのですが、欲を言うと最後に追われたときにもう少しの伸びがあれば最高だと感じました。
おそらく最終追い切りで完全に仕上がりそうな気がします。
評価はBとしておきます。
東京新聞杯2022年の1週前追い切り診断!イルーシヴパンサー
![](https://smiletrendinfo.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド6-7.jpg)
次は、イルーシヴパンサーを診断します。
美浦南Wコースの稍重馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には田辺裕信騎手が乗り終始馬なりの調教でした。
調教時計は
6F 84.5
3F 37.3
1F 11.7
併せた相手は古馬2勝クラスの馬でしたが、強めに追われた相手に最後は併入でした。
脚をキビキビと動かして首も上手に使って伸びのあるフォームでコーナーを回ってきました。
直線ではスムーズに手前を変えてスピードにのって迫力がある走りでした。
重心が低くて伸びのあるフォームで前脚の回転も速く、後ろ足のケリも強かったです。
この走りを見ると重賞でも上位を取れそうな走り方と思いました。
そして現時点で完全に仕上がっていると感じました。
評価はAです。
東京新聞杯2022年の1週前追い切り診断!カテドラル
![](https://smiletrendinfo.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド7-7.jpg)
最後に、カテドラルを診断します。
栗東坂路の良馬場で単走で追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの調教でした。
調教時計は
800m 52.7
400m 24.8
200m 12.5
凄く元気なフットワークで坂路を駆け上がってきました。
重心もブレることなく坂路を一直線に走っていて好感触でした。
仕上がりはかなり良いとは思いますが、最後にもう一伸びしていれば良かったのかな? とも感じました。
失速したわけではないのですが迫力があるわけではなく普通と言った感じでした。
最終追い切りの走りで最後の伸びをチェックしたいと思います。
走りは悪くないと思いますが、
協調材料がないので評価はBとしておきます。
東京新聞杯2022年の1週前追い切り診断!【まとめ】
はい!いかがでしたか! 評価をまとめるとコチラです。
![](https://smiletrendinfo.com/wp-content/uploads/2020/12/1前調教.png)
ちょうどA評価が3頭いましたが、動きは皆さん良かったと思います。
それでは、今回の追い切りで一番良い動きと思った馬を発表します。
ナンバー1の馬は
イルーシヴパンサー です。
この馬はまだ3勝クラスを勝ったばかりの馬のようですが、走り方を見ると重賞でも通用すると思います。
この馬については、今後アップ予定の有力馬分析パート②で分析予定なので、気になる人は少々お待ちください。
続いて、ナンバー2を発表します。
それは
ホウオウアマゾンです。
前走は阪神カップ2着でしたが、良い調子は持続できてそうです。
最後にナンバー3を発表します。
それは
ファインルージュです。
秋華賞2着からの休み明けですが、ノーザンファームの馬なので仕上がりは問題ない感じがします。
最終追い切りできっちり仕上がると思います。