6月26日(日)に阪神競馬場の2200mで宝塚記念2022年が行われます。
今回の記事は、宝塚記念に出走する
タイトルホルダー
エフフォーリア
ディープボンド
デアリングタクト
オーソリティ
パンサラッサ
の1週前追い切り診断をしていきます。
良かったら競馬予想の参考にしてください。
タイトルホルダーの1週前追い切り診断【宝塚記念2022年】
まず、タイトルホルダーを診断します。
美浦Wコースの稍重の馬場で単走で追い切られました。鞍上には横山和生騎手がのり終始馬なりの調教でした。
調教時計は
6F 80.9
3F 36.6
1F 11.9
伸びやかなフォームとキビキビした脚使いでスピード感たっぷりでコーナーを回ってきました。
脚の使い方も柔らかく、力強さもあり天皇賞の疲れはなさそうです。終始馬なり調教ですが気合いのりも良くて最後はもったままで好時計を出していました。
いい意味で天皇賞の時と変わらずに良いデキだと思いました。
完全に完成された馬という感じで安定力もあると思います。
評価はAです
エフフォーリアの1週前追い切り診断【宝塚記念2022年】
次は、エフフォーリアを診断します。
美浦Wコースの稍重の馬場で3頭併せで追い切られました。鞍上には横山武史騎手が乗り最後は強めに追われました。
調教時計は
6F 68.1
3F 37.1
1F 11.1
併せた相手は古馬3勝クラスの馬でしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。3頭併せの真ん中でゆったりとコーナーを回ってきました。
ダービーの頃は調教では手綱を引っ張るぐらいの気合いの走りでしたが、どうも何か変な感じがします。併せた相手にも手応えでだいぶ見劣っていました。
ただエフフォーリアはあまり調教で良く見せなくても走ってしまうところがあるので最終追い切りをしっかりチェックしたいと思います。
評価はBとしておきます。
ディープボンドの1週前追い切り診断【宝塚記念2022年】
次は、ディープボンドを診断します。
栗東CWコースの良の馬場で2頭併せで追い切られました。 鞍上には和田竜二騎手が乗り最後は一杯に追われる内容でした。
調教時計は
7F 96.1
3F 36.4
1F 11.5
併せた相手は3歳未勝利の馬でしたが、一杯に追われた相手に対して最後は置き去りにしていました。7ハロンと長目の追い切りですが、素軽いフットワークでコーナーを回ってきました。
最後は一杯に追われていますが、少しづつ加速する走りで体幹もしっかりしていました。
伸びのあるフォームで躍動感のある走りで好調持続といった印象です。
ディープボンドも完成期に入っていて安定した力をだせそうな感じだと思いました。
評価はAです。
デアリングタクトの1週前追い切り診断【宝塚記念2022年】
次は、デアリングタクトを診断します。
栗東CWコースの稍重の馬場で単走で追い切られました。 鞍上には松山弘平騎手が乗り終始馬なりの追い切り内容でした。
調教時計は
7F 95.3
3F 37.2
1F 12.0
単走ですが、軽快なフットワークとキビキビした脚の使い方でコーナーを回ってきました。直線では鞍上の手は押さえっぱなしでしたが、スピード感たっぷりでしっかりと走っていました。
ただ気になるのが脚の使い方です。
これは微妙な差なのですが、昔に比べてなんだかコジンマリした足の出し方に感じてフォームが変わった感じもしました。
デアリングタクトは怪我で長期離脱してましたが、何の怪我か忘れたので調べたら右前脚のジンタイの怪我でした。
やはりコジンマリした原因は怪我にあるのかな? とも思いました。
よって動きは良いのですが、
少し割り引いて評価はBとしておきます。
オーソリティの1週前追い切り診断【宝塚記念2022年】
次は、オーソリティを診断します。
美浦Wコースの稍重の馬場で2頭併せで追い切られました。 鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの調教でした。
調教時計は
7F 96.0
3F 36.1
1F 11.6
併せた相手は古馬2勝クラスの馬でしたが、強めの相手に対して最後は併入でした。大きなフットワークで迫力のある走りでコーナーを回ってきました。
ドバイからの帰国初戦ですが、疲れはだいぶとれていて元気がある走りでした。
ただコーナーリング上手くない印象なので、今回の右回りがポイントになると思いました。
よって動きは良いのですが、評価はBとしておきます。
パンサラッサの1週前追い切り診断【宝塚記念2022年】
最後に、パンサラッサを診断します。
栗東CWコースの良の馬場で2頭併せで追い切られました。 鞍上には助手さんが乗り最後は強めに追われる調教でした。
調教時計は
6F 80.8
3F 35.8
1F 11.5
併せた相手は古馬オープンのステイフーリッシュでしたが、一杯に追われた相手に対して最後は置き去りにしていました。
併せた相手も外国帰りのステイフーリッシュでしたが、パンサラッサが外で先行する形での追い切りでした。
凄くフットワークが軽い走りで元気一杯の走りでコーナー―を回ってきました。
直線ではステイフーリッシュがついてこれない状態で、仕上がりの差が明確に出ていました。
そして少しだけ気合いをつけましたが、しっかりと走っていてスピードを持続し続けて、しかも余力もある感じで駆け抜けていきました。
ゴール版を過ぎてもスピードは衰えず、外国帰りの疲れは表面的には完全にとれていそうです
最近の実績が示すように、只今絶好調の感じがする動きでした。
評価はAです。
タイトルホルダー・エフフォーリア・ディープボンド・デアリングタクト・オーソリティ・パンサラッサの1週前追い切り診断【宝塚記念2022年】【まとめ】
今回の調教評価をまとめるとコチラです。
みんな良い動きでしたが、評価の強弱をつけると
A評価が3頭となりました。
あとはデアリングタクトの復活が気になりますが、前脚の出かたがもう少し柔らくなって欲しいので、最終追い切りは要チェックだと思います。
今回の調教で一番のオススメの馬を上げると
それは
タイトルホルダー です。
鞍上が抑えていて強い調教ではないのですが、早めの時計がでています。
やはり能力が高くて、今が絶頂期に入った感じの走りだと思いました。
同じ年で前は負けっぱなしだったエフフォーリアとの対決が楽しみです。