七夕賞2022年が7月10日(日)に福島競馬場で行われます。
今回の記事は、七夕賞に出走する
ヒートオンビート
アンティシペイト
ヒュミドール
モズナガレボシ
レッドジェネシス
ヴァンケドミンゴ
の追い切り診断をしていきます。
良かったら競馬予想の参考にしてください。
【七夕賞2022年】ヒートオンビートの追い切り診断!
まず、ヒートオンビートを診断します。
栗東坂路コースの稍重馬場で単走で追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの調教でした。
調教時計は
800m 57.6
400m 27.1
200m 13.6
ヒートオンビートは2週前の宝塚記念を除外になり、スライド出走という形で既に仕上がっているので軽めの調教でした。
凄くゆったりと軽めの走りで坂路をあがってきました。
馬の顔を見ると、なんだか気持良さそうな感じで、良い状態を維持できていそうな感じです。そして最後までしっかりと脚を上げていて身体も軽い感じで良かったと思います。
ただ評価としては、特に強調したいところがないのでBとしておきます。
【七夕賞2022年】アンティシペイトの追い切り診断!
次は、アンティシペイトを診断します。
美浦Wコースの稍重馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には武藤雅騎手が乗り 馬なり
調教時計は
5F 68.5
3F 38.0
1F 11.5
併せた相手は古馬オープンのハヤヤッコでしたが、強めの相手に対して最後は2馬身ぐらいの先着でした。相手の外を先行する形でコーナーをゆったりと回ってきました。
凄く重心がしっかりしていてクビの使い方も脚の使い方も上手に連動させていて良いフォームだと思いました。
最後まで馬なりですが、余力十分で伸びていて最近の調子の良さを象徴する動きだと思いました。
前走は馬体重が-12キロで圧勝だったので、ひょっとしたら馬体が絞れて覚醒したのかもしれないという動きだと思いました。
評価はAです。
【七夕賞2022年】ヒュミドールの追い切り診断!
次は、ヒュミドールを診断します。
美浦Wコースの稍重馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの追い切りでした。
調教時計は
5F 72.1
3F 40.2
1F 11.7
併せた相手は3歳未勝利の馬でしたが、強めに追われた相手に対して3馬身ぐらいの先着でした。相手の外を先行する形で凄くゆっくりとコーナーを回ってきました。
そして直線に入ると、手前替えで少しモタモタする場面がありました。
ただ最後にバランスが安定したら、脚の回転が早くなり脚サバキも力強くて良い走りでした。
よって、スムーズさを欠いたので少し割引いて評価はBです。
【七夕賞2022年】モズナガレボシの追い切り診断!
次は、モズナガレボシを診断します。
栗東坂路コースの稍重馬場で単走で追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの内容でした。
調教時計は
800m 53.2
400m 24.8
200m 12.6
凄く力強い脚サバキとフットワークで坂路を駆け上がってきました。
鞍上の手はガッツリと抑えていたので時計は早くないですが、力強い動きという印象の走りでした。
そして前脚を大きく力強く前に送っていて、後ろ足のケリも良かったです。先週も全体時計は遅かったですが、最後の伸びは素晴らしかったです。
今回の動きを見る限り、凄い良い状態に仕上がった印象でした。
評価はAです。
【七夕賞2022年】レッドジェネシスの追い切り診断!
次は、レッドジェネシスを診断します。
栗東坂路コースの稍重馬場で単走で追い切られました。鞍上には助手さんが乗り終始馬なりの調教内容でした。
調教時計は
800m 54.9
400m 25.6
200m 12.4
全体的に遅めの時計の調教ですが、動きは良かったと思います。
凄くゆったりした走りで坂路をあがってきましたが、脚サバキは軽快で細かく刻むという印象の走りです。
今回は軽めの調教なので、ちょっと1週前調教を見てみました。
1週前はCWコースでの追い切りしたが、昨年の神戸新聞杯で2着した頃の方が動きに切れがある感じに映りました。
まだ良い頃の状態には至らないのかもしれないと思いました。
ただ動きは悪くないので評価はBとしておきます。
【七夕賞2022年】ヴァンケドミンゴの追い切り診断!
最後は、ヴァンケドミンゴを診断します。
栗東坂路コースの稍重馬場で2頭併せで追い切られました。鞍上には助手さんが乗り最後は一杯に追われました。
調教時計は
800m 52.3
400m 24.3
200m 12.3
併せた相手は古馬1勝クラスの馬でしたが、馬なりの相手に対して最後は併入でした。相手と並びながらキビキビした脚サバキで坂路を駆け上がってきました。
そして坂路の途中で一杯に終われ始めましたが、やはり少しバランスを崩していて安定していない走りにみえました。
手応えでも相手は馬なりで余裕の走りに対して、ヴァンケは走りに余裕がない感じでした。
最後は併入ですが、明らかに余力の差がありました。
評価は申し訳ないですがCとしておきます。
【七夕賞2022年】ヒートオンビート・アンティシペイト・ヒュミドール・モズナガレボシ・レッドジェネシス・ヴァンケドミンゴの追い切り診断!【まとめ】
調教の評価をまとめるとコチラです。
今回はA評価2頭、B評価3頭、C評価1頭になりました。
今回の追い切りで一番のオススメの馬をあげると
それは
アンティシペイト です。
私の前の有力馬分析パート①では、本命候補にはしませんでしたが、この追い切りを見ると馬が完成した感じがしました。
後はハンデが気になりますが、抑えないといけない一頭だと思いました。