今回の記事は共同通信杯2022年に出走予定のダノンベルーガ!アバンチュリエ!アケルナルスターの3頭を分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
良かったら予想の参考にしてください。
共同通信杯2022年のダノンベルーガを分析
まず、ダノンベルーガを分析していきます。
3歳牡馬で父がハーツクライ
母父がティズウェイ(インリアリティ系)
今回斤量が56キロですが、前走は55キロだったので初めて背負う斤量です。
鞍上は松山Jですが、今回初騎乗です。
生産者はノーザンファームです。
戦歴は「1-0-0-0」
東京芝は「1-0-0-0」
芝1800mは今回初めて
重賞レースも初挑戦です。
2019年のセレクトセールで1億6千万という高額取引をされた馬です。
馬主がダノックスの馬なので見る目はあると思うので期待されていることがわかります。
11月21日の東京2000mの新馬戦を勝ったばかりの馬です。その新馬戦は2着馬に2馬身差、3着馬に7馬身差を付ける圧勝劇でした。
そして上りが33秒1という鬼脚を使っていました。ここでその新馬戦を振り返ってみます。
スタートは6番ゲートから普通に出て、中団からの競馬になりました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は8頭立ての5番手を追走していました。
道中は折り合いはついていましたが、鞍上はもう少し前のポジションを取りたいような手綱さばきでした。
そして残り600mから追われ始めて最終コーナーを回ってきました。
そして直線では残り400前手前からギアチェンジして脚の回転が速くなって凄い末脚をくり出して勝利しました。
このレースのペースは新馬戦ということもありスローPでした。道中の反応はあまり褒めたものではないのですが、最後の直線での末脚は魅力たっぷりだと感じました。
ちなみにこの新馬戦の前日に東スポ杯が行われていましたが、アサヒ上りは33.5秒でした。
距離とペースの差はあると思いますが、アサヒの末脚と比較すると33.1秒の脚がいかに凄いものかがわかります。
しかも最後までしっかり伸びていたのでスタミナも問題なしです。まだ新馬戦を勝利したばかりですが、東京コースならこの末脚が爆発する場面は十分ありそうです。
今回2回目のレースで上積みもあると思うので、実績馬の仕上がりが十分でなかったら十分通用すると感じました。
よって、本命候補にあげさせていただきます。
共同通信杯2022年のアバンチュリエを分析
次は、アバンチュリエを分析します。
3歳牡馬で父がモーリス(グラスワンダー系)
母父がディープインパクト
今回斤量が56キロですが、前走が56キロを背負っているので慣れているはずです。
鞍上は横山武史Jですが、今回初騎乗です。
生産者のノーザンファームです。
戦歴は「1-0-1-1」
東京芝は「1-0-1-0」で
マイル戦の新馬戦を勝利しています。
芝1800mと重賞レースは今回が初めてです。
新馬戦は東京マイルを使いましたが、シンザン記念2着だったソリタリオに1馬身半差を付けての勝利でした。
続く1勝クラスのレースは3着と敗れ、前走のリステッド競争のジュニアCは4着と敗れました。ここでそのジュニアCを振り返ってどれだけ能力があるかを考えてみます。
スタートは9番ゲートから普通に出て後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は9頭立ての8番手を追走していました。
道中は少し荒けづりですが折り合いは問題なしに追走していました。
そして残り600m手前からポジションを上げ始め、追われながら最終コーナーを回ってきました。
直線では勝った馬と同じ最速の上りの脚を使っていましたが、4着が精一杯でした。
このレースは大外枠からのスタートで後方待機という展開でした。道中は少し若い走りという印象でしたが問題はありませんでした。
しかし、どうも私には爆発力が足りないイメージの走りに感じました。
オープンぐらいなら良いかもしれませんが重賞を取れる末脚はまだないと感じです。
今回鞍上が魅力満点の横山武ちゃんなのですが、
本命には推せないというのが結論です。
共同通信杯2022年のアケルナルスターを分析
最後に、アケルナルスターを分析します。
3歳牡馬で父がトーセンラー(ディープ系)
母父がタイキシャトル(ヘイロー系)
今回斤量が56キロですが、初めて背負います。鞍上は柴田大知騎手ですが、今まで3戦全て騎乗しています。
生産者は岡田スタッドですが、タイトルホルダーで有名な牧場です。
戦歴は「1-0-0-2」
東京芝は「1-0-0-1」
芝1800mは「0-0-0ー1」
重賞成績は「0-0-0-1」
東京1800mの新馬戦で7着したあと、東京2000mの未勝利戦で勝利しました。
そして、前走のホープフルSは上り最速の脚を使いましたが7着が精一杯でした。
ここでそのホープフルSを振り返って能力がどれぐらいあるかを分析したいと思います。
スタートは2番ゲートから普通に出て後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は15頭立ての14番手を追走していました。
道中は折り合いは付いてましたが、逆に少し追走に苦労しているようにも感じました。
そして残り1000mぐらいでは気合いを付けてポジションを上げるという形でした。
そして、残り600m手前から追われ始め、最終コーナーをインよりで回ってきました。
直線では、一瞬他馬に邪魔される場面がありましたが上り最速の脚で7着に入りました。
このレースは追い込み馬なのでしょうがないですが、ポジションが後ろすぎで反応もヨロシクなかったのが敗因だと思います。
今回は距離が1800mということで余計に追走スピードが必要になります。
ただ、後方からの決め打ちの馬なので展開がハマれば、この切れる脚を使えるのは武器になると思いました。
前走は直線の短い中山コースで、しかも直線では一瞬不利があっての7着です。
東京コースに変わる今回は仕上がりしだいですが、人気がないなら3着狙いは面白いと思います。
結論は本命には推せませんが、馬券的には人気がなけらば抑えておきたい一頭だと思います。
共同通信杯2022年のダノンベルーガ!アバンチュリエ!アケルナルスターを分析!【まとめ】
今回は3頭を分析しましたが、本命候補にあげたのは
ダノンベルーガ
の一頭のみでした。
アケルナルスターは追い込み馬なので展開次第で3着は面白そうですね。