今回の記事は中京記念2022年に出走予定のカデナ・ダブルシャープ・ヴァリアメンテを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
尚、この記事はパート①の続きでパ―ト②という形で紹介しています。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【中京記念2022年】カデナを分析!
まず、カデナを分析します。
8歳牡馬で父がディープインパクト
母父がフレンチりヴェエラ(ヴァイスロージェント系)
●戦歴は「4-3-4-28」
●小倉芝は「1-1-1-1」
小倉大賞典(2年前)1着
小倉大賞典(今年)3着
小倉記念(3年前)2着
●芝1800mは「2-0-2-4」
未勝利戦 1着
小倉大賞典 1着
●重賞成績は「2-2-2-26」
弥生賞 1着
小倉大賞典 1着
最近の3走はダート戦を使っていて今回は久しぶりの芝コースです。その前の芝レースの成績をみてみると
昨年の秋の毎日王冠で10着したあと、天皇賞秋で⑮着と大敗しました。そして、今年に入り初のダート戦を使い5着しました。
そしてその次に芝の小倉大賞典を使い、馬体が-10キロで3着と好走しました。
ここでその小倉大賞典を振り返ってみます。
スタートは7番ゲートから普通に出て後方からの競馬になりました。
レースは晴れの稍重の中スローPで展開され、道中は16頭立ての16番手で追走していました。
道中は決め打ちで最後方で良い手応えでじっとしていました。
そして最終コーナーまで凄い手応えで馬なりで来ました。
そして最終コーナーで気合いを付けられ大外回しで直線に入りました。
直線では最後方から良く伸びていましたが、最後届かずの3着が精一杯でした。
このレースは稍重の馬場がカデナに味方した印象のレースだと思います。
あとはこのレースはハンデが57.5キロで今回と同じでした。そして最終コーナー大外ぶん回しでの直線一気でした。
たとえ外差しが決まっていた馬場にせよ、凄い脚だと思います。
ただ今回は早い時計が出やすい小倉の馬場でのレースです。最後方から決め打ち競馬をするカデナは、正直最後は届かないと思います。
年齢的な能力低下もあると思うし、鞍上が聖奈ちゃんで人気にもなりそうなので本命候補にはあげられませんでした。
【中京記念2022年】ダブルシャープを分析!
次は、ダブルシャープを分析します。
7歳牡馬で父がベーカバド(グリーンデザート系)
母父がアグネスタキオン(サンデーサイレンス系)
今回ハンデが56キロですが、57キロでも好走しているので大丈夫そうです。鞍上は幸騎手ですが、前走2着に続き2回目の騎乗です。
生産者はムラカミさんですが重賞勝ち馬は出したことがないです。
●戦歴は「4-9-6-16」
●小倉芝は「3-3-0-3」
2勝クラス 1着
3勝クラス 1着
オープンR 1着
●芝1800mは「2-4-1-5」
2勝クラス 1着
3勝クラス 1着
●重賞成績は「0-0-1-7」
札幌2歳S 3着
もともと門別の地方競馬で走っていましたが、地方で3戦したあとに中央で走るようになりました。
そして札幌2歳Sで3着しましたが、
そこからはなかなか活躍できずに3歳の秋に自己条件に戻り、今でいう2勝クラスのレースを使いました。
2勝クラスでは③⑩②⑨③③②④①
3勝クラスでは②③⑤②②⑫⑥②③④①
と、昨年7月に3勝クラスを勝利しました。
そしてオープン入りするのに、かなり時間がかかりました。
オープン入りしてからは、
昨年8月の小倉記念4着
小倉日経OP2着
リステッド競争のディセンバーS 10着
そして前走は今年2月にOPレースの関門橋Sを使い見事勝利しました。
ここで参考レースとして今回と同じ条件の、小倉日経OPを振り返ってみます。
スタートは4番ゲートから良いスタートを切り、前目の位置を取りました。
レースは良馬場のなかスローPで展開され、道中は10頭立ての3番手を追走していました。
道中は最初、少し行きたがっていそうな凄い手応えで追走していました。
そして最終コーナー手前で気合いを付けられて、追われながらコーナーを回ってきました。
直線では上り最速タイの33.6秒の脚を使いましたが、最後は1/2馬身差の2着まででした。
このレースはスローの展開でしたが、道中は凄い手応えで追走できていました。
そして最終コーナーで気合いを付けられましが、その時のコーナーリングが上手でスピードに乗っていました。
そして最後はプリンスリターンに負けましたが、このプリンスリターンはこのあとリステッド競争を2連勝している強い馬です。
ただ3着のミスニューヨークには見劣っていない末脚なので評価できると思います。
おそらく得意の小倉コース狙いで来ていると思うので期待できると思います。
あとは使い詰めなので最終追い切りの動きを見てから判断しますが、現時点では本命候補にあげておきます。
【中京記念2022年】ヴァリアメンテを分析!
最後に、ヴァリアメンテを分析します。
4歳牡馬で父がドゥラメンテ(キンカメ系)
母父がダイナフォーマー(ロベルト系)
今回のハンデは54キロですが、前走のリステッド競争が56キロで6着しているので楽しみなハンデだと思います。
鞍上は岩田望来騎手ですが、今回初騎乗です。ちなみに1週前追い切りで騎乗しています。
生産者は社台Co白老さんで、オルフェーヴルやジャスタウェイなどG1馬を10頭出しています。
●戦歴は「4-1-1-4」
●小倉芝は初
●芝1800mは「2-0-0-1」
新馬 1着
2勝クラス 1着
●重賞成績は初
2歳の12月に新馬戦を勝利したあと、リステッド競争で②⑥着しました。
そして1勝クラスに戻り勝利したあと、2勝クラスでは③①着しました。
続く3勝クラスは④⑥①着としオープン入りいしました。
前走は阪神1600m戦のリステッド競争米子Sを使いましたが、6着という結果でした。
ここでその米子Sを振り返ってみます。
スタートは1番ゲートから普通に出て後方からの競馬になりました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は16頭立ての10番手ぐらいを追走していました。
道中は馬群後方の内側でじっとしながら追走していました。
そして最終コーナーを馬なりで回り直線勝負になりました。
直線では良く伸びていましたが、残り200mぐらいから進路が狭くて思いっきり追うことができずに6着が精一杯でした。
このレースはマイル戦でしたがリステッド競争のペースにもついて行けてました。そして良い手応えで直線に入っていました。
そして最後の最後に思いっきり追えない場面がありました。
もし進路があったら3着争いしていた勢いはあったように感じました。
これを考えると能力は高そうです。今回はハンデが54キロと軽くて有利です。
そして何より1週前追い切りの動きが凄くよかったです。
よって本命候補にあげさせていただきます
【中京記念2022年】カデナ・ダブルシャープ・ヴァリアメンテを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると本命候補にあげたのは、
ダブルシャープ
ヴァリアメンテ
の2頭でした。
この2頭ではヴァリアメンテの方が楽しみだと思いました。