今回の記事はエルムステークス2022年に出走予定のスワーヴアラミス・アイオライト・ロードエクレールを分析していきます。
そして本命候補としてピックアップできるかを考えていきます。
尚、この記事はパート①の続きでパ―ト②という形で紹介しています。
そして結論としては後日発表予定の「本命予想」で本命馬と馬券の買い目を発表します。
良かったら予想の参考にしてください。
【エルムステークス22022年】スワーヴアラミスを分析!
まず、スワーヴアラミスを分析します。
7歳牡馬で父がハーツクライ(サンデーサイレンス系)
はh父がスライゴ―ベイ(サドラーズウェルズ系)
今回斤量が58キロですが、昨年の大沼Sを59キロで2着しているので対応はできそうです。
鞍上は松田大作騎手ですが乗り慣れています。
生産者は社台Co白老で、大手さんなので安心です
●戦歴は「9-5-4-15」
●札幌ダートは「1-1-0-0」
2勝クラス 1着
●ダート1700mは「3-1-1-1」
2勝クラス 1着
マリーンS 1着
エルムS 1着
●重賞成績は「3-0-1-8」
マーチS(一昨年)1着
エルムS(昨年)1着
東海S(今年)1着
昨年、マリーンSとエルムsを連勝しました。そして地方G3を使い3着、みやこS7着、チャンピオンズC6着という成績でした。
今年に入り1月に東海Sを使い見事に勝利しました。そしてフェブラリーSに挑戦しましたが13着と負けました。
そして今年の5月に平安sを使い5着し、前走は地方G1の帝王賞に挑戦し9頭立ての7着と破れました。
ここで参考レースとして、昨年のエルムSを振り返ってみます。
ちなみに昨年は56キロの斤量でオメガレインボーに1/2馬身差で勝利しています。
スタートは4番ゲートから普通に出て、促されながら前目の位置を取りました。
レースは良馬場のなか平均Pで展開され、道中は4・5番手を追走していました。
道中はあまり手応えは良くなく気合いを付けられながらの追走でした。
そして残り600mを切ると一杯に追われ始め、最終コーナーを回って直線に入りました。
直線では残り200mぐらいで先頭に立ち、オメガレインボーと叩き合いになり競り勝っての勝利をあげました。
このレースは道中手応えが悪いので、まさか勝つとは思いませんでした。
ただ、勝ち時計が「1:44.5」で遅いタイムでした。昨年のエルムSは函館で行なわれたので、同じ条件のマリンSとの比較になりますが遅いです。
そしてこのレースの最後の600mのラップを見ても、遅いラップでした。
なので昨年のエルムSはレベルが低かったと考えます。あと、今年は7歳で58キロの斤量で昨年より2キロ増えた斤量を背負います。
これを考えると本命候補にはあげられませんでした。
【エルムステークス22022年】アイオライトを分析!
次は、アイオライトを分析します。
5歳牡馬で父がローレルゲレイロ(リファール系)
母父がオペラハウス(サドラーズウェルズ系)
今回斤量が56キロですが、前走リステッド競争を57キロで勝利しているので問題はないです。
鞍上は菱田裕二騎手ですが、乗り慣れているので問題なしです。
生産者はナンブさんですが、重賞勝馬は1頭出したことがあります。
●戦歴は「5-2-1-10」
●札幌ダートは初
●ダート1700mは「1-1-0-0」
リステッド競争 1・2着
●重賞成績は「0-1-0-2」
全日本2歳優駿(一昨年)2着
昨年2月に3勝クラスを勝利し、3月にオープン競争を使い6着でした。そのあとはリステッド競争を4回使い、⑥⑧②①着と力をつけていきました。
そして、今年1月に東海Sを使い13着と大敗し、続くマーチSも13着と大敗しました。そして5月にリステッド競争で14とまた大敗しました。
しかし、前走はリステッド競争の大沼Sを使いましたが、7人気で勝利しました。
ここでその大沼Sを振り返ってみます。
ちなみに3着の馬は今回出走してくるロードエクレールです。
スタートは3番ゲートから普通に出て、前目の位置を取りました。
レースは曇りの稍重のなか平均Pで展開され、道中は10頭立ての3番手ぐらいを追走していました。
走中は馬なりのままいい手応えでスピードにのって追走していました。
そして残り600mを切ると追われ始め、最終コーナーを回ってきました。
直線に入ると逃げていたロードエクレールと少し差がありましたが、最後はキッチリ差し切って、後方からの馬の追撃をしのいで勝利しました。
このレースは残り600mからのラップがそこそこ流れていましたが、そこからアイオライトは長く良い脚を使っていました。
これを見ると函館コースはピッタリのイメージで札幌コースも合いそうなイメージがわきます。
前走の前は大敗続きですが、前走で復活の兆しを見せていたので今回も爆走する可能性はあると考えました。
よって、本命候補に抜擢させていただきます。
【エルムステークス22022年】ロードエクレールを分析!
最後に、ロードエクレールを分析します。
4歳牡馬で父がロードカナロア(キンカメ系)
母父がマインシャフト(エーピーインディ系)
今回斤量が56キロですが、56キロで好走してるので問題はないです。
鞍上は石川裕紀人騎手ですが、乗り慣れているので大丈夫です。
生産者は大柳ファームさんですが、重賞勝ち馬はショウナンカンプの1頭がいます
●戦歴は「4-1-2-7」
●札幌ダートは「1-0-0-0」
2勝クラス 1着
●ダート1700mは「1-3-3-0」
2勝クラス 1着
●重賞成績は「0-0-0-1」
地方G2 4着
昨年5月に地方G2で4着したあと、札幌1700mの2勝クラスを勝利しました。そして3勝クラスを使いましたが、⑬⑪①着と3戦目でオープン入りしました。
続いてオープン競争を使い2着したあと、リステッド競争大沼Sに挑戦し3着と好走しました。そして前走はマリーンSを使い3着という安定した成績を残すように成長しています。
ここで前走のマリーンSで3着したレースを振り返ってみます。
ちなみにこのレースの2着馬は今回出てくるウェルドーンでした。
スタートは8番ゲートから少し浮き上がりながら出て、押されながら逃げる形になりました。
レースは小雨の良馬場の中平均Pで展開され、道中は終始逃げる形になりました。
道中は一定のラップでマイペースで逃げていました。
そして3コーナーを過ぎて他の馬が追われ始めていましたが、ロードエクレールはいい手応えで馬なりで最終コーナーを回ってきました。
そして直線に入り追われると、すぐ後ろにいたウェルドーンに抜かれてしまい、結局3着という結果でした。
このレースは一定のラップで逃げていましたが、スピードがかなりある馬で直線の短い札幌コースは魅力的です。
ただ今年の1月に3勝クラスを勝利し、その後も安定した成績なので成長してきているのは確かです。
結論としては、4歳馬の成長力は怖いのですが、あと1戦は様子見をしようと思いますので本命候補にはあげられませんでした。
【エルムステークス22022年】スワーヴアラミス・アイオライト・ロードエクレールを分析!【まとめ】
今回の分析をまとめると、本命候補にあげたのは
アイオライトの1頭でした。
アイオライトはちょっとムラがありそうな感じもしますが、前走で調子を取り戻したのなら面白い一頭になると思います。
あとスワーヴアラミスはローテーションと7歳の58キロが心配なので本命候補にはできませんでした。
ロードエクレールは本命候補にはあげませんでしたが、3着以内は十分狙えると思うので抑えておきたいです。